駆け上がった高尾山を、二人で駆けくだったのは
高尾の天狗を味方につけたからでしょうか。
と言うくらい、私も彼女も足の具合は軽く、20分ほどで
山頂のお寺から登山口に戻りました。
お目当ては、毎年京王電鉄が開催する「高尾山の冬そばキャンペーン」
18のお店が参加して、パンフレットには100円割引券も付いています。
どの店にしようかと選ぶのも悩ましく、登山口に一番近い、
由緒正しい佇まいの高橋家さんをのぞきますが、かなりの待ち客が並んでいます。
14時を回っているので、お腹もすいて行列は諦めて、
すこし下った『栄茶屋』さんへ。
満員ですが列はなく、すぐにテーブルへ案内してもらいました。
頼むのは、もちろん高尾名物とろろそば。
私は冷で、彼女は温で。
角のたったしなりのいいそばです。
ふんわりと香って、とろろに負けていません。
ぐるぐるとかき混ぜて、ちょっとワイルドにすすると、とろろ独特の粘着力が
そばの香りを引き止めてくれるので、口の中が楽しいことしきり。
うんまいよー、にもう一品。
写真を撮る角度が悪かったかな?
丸まった直径10センチほどのきのこは、横から見れば耳の形をしています。
名づけて「天狗の耳たぶ」天ぷら。
さくさくと、初の出会い物にこちらも楽しくいただきました。
思いつきで、青空に誘われた高尾登山は、たいそう気持ちのいい一日となりました。
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