「カンチャジャン」のカンについて,韓国人が調べてくれました(→リンク)。
やはり諸説あるようで,まずは「塩加減」の「カン」と見る説。
チャジャンとメンが別々に出てくるので,好みによってチャジャンの量を調節できる。すなわち,味の濃さを調節できる,とする説です。
もう一つは,カンを「乾燥」の「乾」と見る。
「乾」は韓国語の発音は「コン」なのですが,中国語では「カン」なのだそうです。
ふつうのチャジャンミョンは,水と片栗粉を加えて,チャジャンを作り置きしておくけれども,カンチャジャンはそのたびに材料とチャジャン(味噌)を炒めて作り,水を加えない。
したがって,ふつうのチャジャンミョンより,カンチャジャンのほうが汁気が少ない(=乾き目)から。
うーん,どちらも「なるほど」ですね。私の推理は外れたようで。
〈関連記事〉
チャジャンミョンの話①~初体験
チャジャンミョンの話②~種類さまざま
チャジャンミョンの話③~カンチャジャンの謎
チャジャンミョンの話④~ハングル表記
チャジョンミョンの話⑤~華僑弾圧政策
やはり諸説あるようで,まずは「塩加減」の「カン」と見る説。
チャジャンとメンが別々に出てくるので,好みによってチャジャンの量を調節できる。すなわち,味の濃さを調節できる,とする説です。
もう一つは,カンを「乾燥」の「乾」と見る。
「乾」は韓国語の発音は「コン」なのですが,中国語では「カン」なのだそうです。
ふつうのチャジャンミョンは,水と片栗粉を加えて,チャジャンを作り置きしておくけれども,カンチャジャンはそのたびに材料とチャジャン(味噌)を炒めて作り,水を加えない。
したがって,ふつうのチャジャンミョンより,カンチャジャンのほうが汁気が少ない(=乾き目)から。
うーん,どちらも「なるほど」ですね。私の推理は外れたようで。
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たくさんのコメント,ありがとうございました。ブログのほうも拝見させていただきました。これからときどきお邪魔します。
>コチュナクチチャジャン
これは,そのお店の特別メニューのようで,ほかの店では見たことがありません。人によっては,ふつうのチャジャンミョンにコチュカル(粉唐辛子)をいやというほどかける人もいます。
>国立国語院は炸醤麺が中華料理であると正しく認識
ふつうの韓国人はみな中国発祥だと思っていて,中国のものとかなり違うというと驚きます。「韓国発祥説」は一部の民族主義の主張かと。でも,ご紹介のページを見ると,日本のジャージャーメンのほうが本場とかけ離れているんですね。
>「韓国民に告ぐ」
朝鮮族の金文学・明学兄弟の本ですね。相当に過激な韓国批判の本だったと記憶しています。韓国で受けた朝鮮族差別に対する怒りがこめられているのかもしれません。
>乾チャジャン
ご存じと思いますが,冷麺にもスープのあるものとないものがあります。あるものがムッレンミョン(水冷麺),ないのがビビンネンミョン(混ぜ冷麺)。後者をカンネンミョン(乾冷麺)と言えば一貫性があるように思いますが,大きなお世話か。
ときどき人権問題として新聞に取り上げられたりもしています。