写真:Rettyより
久しぶりにカールヴァーンに行きました。
カールヴァーンは、飯能河原に2017年にオープンした地中海(アラビア)料理のお店です。
高級地中海料理、カールヴァーン
最後に行ったのはコロナ前だから、数年ぶり。
四女が、父の日・母の日のプレゼントの代わり、といって、ごちそうしてくれました。四女の夫(スウェーデン人)と歩き始めたばかりの孫娘は、この店に来るのが初めてです。
メニューを見ると、以前より20~30%値上がりしていて、ランチセットは軒並み4000円以上。
お店ははやっているらしく、横浜や渋谷にも出店し、行列ができるほどの人気とのこと。
ホールの従業員に知った顔は見当たらず、初めて見る人ばかり。前にいた人たちは、ベテランとして、他店に行ったのかもしれません。
珍しい食材を使ったアラビア料理は、エキゾチックな味が楽しめます。
ブルワリー(地ビールの醸造所)を兼ねていて、オリジナルビールが飲めるのも魅力です。
私はいつも通り、地ビール四種飲み比べ。帰りに運転する四女はノンアル。
食べ物のほうは、最初にアラビアの前菜メゼと古代小麦のアラビアン・ブレッドのプレートが出てきます。
メインは、コフタとオリーブのタジンをいただきました。
コフタは牛肉とラムの挽肉のミートボール。タジンは鍋で、煮込み料理です。
四女の夫はアラビアン・グリル・プレート、四女はモロヘイヤ&チキンのエジプシャン・タジン。それぞれ、クミンライス(長粒)がつきます。
妻はいつもアラビアン・バーガーを注文するのですが、メニューになかったので、オマーンの白身魚(鱸)のタジンにしました。アラビアン・バーガーは渋谷店にはあるとのこと。
四女のメインディッシュが運ばれてきたとき、モロヘイヤはエジプトの国民的な野菜で、かのクレオパトラも愛したという説明がありました。
帰ってから調べてみると、クレオパトラの時代(紀元前1世紀)にモロヘイヤがエジプトで栽培されていた記録はない、とのことですから、後世の作り話かもしれません。
デザートは花蜜ミルクジェラートとコーヒー。
花蜜というのは、パルミラ椰子の花の蜜(花序液)を煮詰めてつっくた砂糖のことだそうです。
「おいしいけど、この値段だとそうそうは来られないね」
久しぶりに贅沢なランチをいただきました。
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