出張三日目の夜は,当ブログのメインコメンテイターのスンドゥブさんと約束していました。
会社を出るのがちょっと遅くなり,急いでタクシーに乗ろうとすると,前日のデモ隊衝突さわぎで道路に機動隊バスがぎっしり。道も大渋滞しています。むしろ地下鉄のほうが早かろうと,5号線,3号線を乗り継いで,アプクジョンへ向かいました。
スントゥブさんはコムチャンオを心づもりにしていたそうですが,私はその二日前に食べていたため変更,アプクジョン周辺をぶらぶらしながらおいしそうなレストランを物色しました。
たまたま通り掛かった店の看板にタッカンマリ(닭한마리)の文字が目についた。実は私,長い駐在生活で一度も食べる機会がありませんでした。スンドゥブさんも初めてということで,これに決定。
タッカンマリとは,直訳すると「鶏一羽」。
メニューをみると,タッカンマリと同じ値段(1万9千ウォン)で,チュクミタクパンマリ쭈꾸미닭반마리というのがありました。チュクミとは小振りのタコ(イイダコ?)のこと。パンマリは一羽丸ごとではなく半分だけという意味でしょう。
値段が同じだし,鶏だけだと味が単調になるのではないかと思い,こちらにしました。
さて,金属製の大きめの鍋に,鶏が半分入って出てくる。スープは赤くない。そして生のチュクミが5~6杯。取り皿に,ニラやタマネギの切ったもの,その他ヤンニョム,うどんサリ…。
食べ方が分からないので,持ってきてくれた若いアジョシに聞きました。
「オットッケモゴヨ」(どうやって食べるんですか?)
返ってきた答えに唖然としました。
「私も食べたことがないのでわかりません」
(……)
この店はどういう教育をしているんだ!!
きっと今日初めて働き始めた新人なのでしょう。その後やってきた(ベテラン?)アガシに教えてもらいました。
まず,鶏肉をはさみで切る。そしてスープが煮立ったところでチュクミをしゃぶしゃぶ風にさっとくぐらせて食べる。このチュクミ用のヤンニョムはチョコチュジャン(唐辛子酢味噌)です。そして鶏を食べるためのヤンニョムは酢と醤油と芥子と野菜を混ぜて自分で作る。料理に芥子を使うのは,冷麺を除くと珍しい。最後に残ったスープにククス(うどん)を入れて煮込みます。
サムゲタンに似たあっさりした味わいで,とてもおいしくいただきました。もっと早く食べておけばよかったと思うことしきりです。
会社を出るのがちょっと遅くなり,急いでタクシーに乗ろうとすると,前日のデモ隊衝突さわぎで道路に機動隊バスがぎっしり。道も大渋滞しています。むしろ地下鉄のほうが早かろうと,5号線,3号線を乗り継いで,アプクジョンへ向かいました。
スントゥブさんはコムチャンオを心づもりにしていたそうですが,私はその二日前に食べていたため変更,アプクジョン周辺をぶらぶらしながらおいしそうなレストランを物色しました。
たまたま通り掛かった店の看板にタッカンマリ(닭한마리)の文字が目についた。実は私,長い駐在生活で一度も食べる機会がありませんでした。スンドゥブさんも初めてということで,これに決定。
タッカンマリとは,直訳すると「鶏一羽」。
メニューをみると,タッカンマリと同じ値段(1万9千ウォン)で,チュクミタクパンマリ쭈꾸미닭반마리というのがありました。チュクミとは小振りのタコ(イイダコ?)のこと。パンマリは一羽丸ごとではなく半分だけという意味でしょう。
値段が同じだし,鶏だけだと味が単調になるのではないかと思い,こちらにしました。
さて,金属製の大きめの鍋に,鶏が半分入って出てくる。スープは赤くない。そして生のチュクミが5~6杯。取り皿に,ニラやタマネギの切ったもの,その他ヤンニョム,うどんサリ…。
食べ方が分からないので,持ってきてくれた若いアジョシに聞きました。
「オットッケモゴヨ」(どうやって食べるんですか?)
返ってきた答えに唖然としました。
「私も食べたことがないのでわかりません」
(……)
この店はどういう教育をしているんだ!!
きっと今日初めて働き始めた新人なのでしょう。その後やってきた(ベテラン?)アガシに教えてもらいました。
まず,鶏肉をはさみで切る。そしてスープが煮立ったところでチュクミをしゃぶしゃぶ風にさっとくぐらせて食べる。このチュクミ用のヤンニョムはチョコチュジャン(唐辛子酢味噌)です。そして鶏を食べるためのヤンニョムは酢と醤油と芥子と野菜を混ぜて自分で作る。料理に芥子を使うのは,冷麺を除くと珍しい。最後に残ったスープにククス(うどん)を入れて煮込みます。
サムゲタンに似たあっさりした味わいで,とてもおいしくいただきました。もっと早く食べておけばよかったと思うことしきりです。
特にミニだこのしゃぶしゃぶなんか。
私は、サムゲタンが半羽の「パンゲタン」というのを食べたことがあります。