糖尿病とはよく聞く疾患であるが、そもそも、何なのだろう?
ネットの情報をコピペしてもいいのですが、確か、放送大学で学修したような・・・なら、テキストをしっかり理解するため、打鍵して入力してみるか?
放送大学では他大学を含め332単位、放送大学単体では270単位を修得し、100冊以上のテキストが手元にあるはずだが、20冊ほどしか残っていない。自分にとって「残しておいた方がいいかな~」と思ったテキストのみ手元に置いているのですが、その1冊が『疾病の成立と回復促進』です。
当該テキストの11章に「栄養バランスの要害」というものがあり、その章のp.212によると、「糖尿病とは、膵臓のランゲルハンス等(膵島)のβ細胞から分泌されるインスリンがうまく分泌されない、あるいはそのインスリンがうまく作用しないために高血糖となってしまう状態」とされています。
糖尿病は「インスリン依存型糖尿病(1型糖尿病)」「インスリン非依存型糖尿病(2型糖尿病)」「二次性糖尿病」「耐糖能障害」とに分類されるとのこと。
「1型糖尿病」は、遺伝的院試が背景になっており、主に自己免疫機序が基盤になって起こると言われている。インスリンを産生するβ細胞が自己免疫によって破壊されてしまうため、インスリン不足が糖尿病の原因となる。ゆえに、1型糖尿病では肥満であるかどうかは発症に関係しないとされる。
で、糖尿病と呼ばれる症状の中で、非常に多いケースが「2型糖尿病」である。インスリンの産生不足以外に、インスリン自体が作用しにくい(インスリン抵抗性)状態がある。遺伝的因子を背景に生活習慣要因が加わることに寄って、一般に中年以降に罹患するのが「2型糖尿病」である。突発的に発症するのではなく、いつのまにか緩徐に現れてくる。一方、「1型糖尿病」では比較的若い時に急激に発症する場合が多いとのこと。
「二次性糖尿病」は、インスリンの作用そのものというより、インスリンを分泌する膵臓そのものが、癌や炎症等によりダメージを受け二次的にインスリン分泌が阻害されるケースである。あるいは、内分泌疾患の影響により、糖尿病のような血糖値の高い状態が維持されるケースを指す。
「耐糖能障害」は、糖尿病とまでは言えないが、かといって正常とも言い難いグレーゾーンに血糖値がある状態を指し、一部はそのまま糖尿病へ進行することもある。
今までも、血糖値は高めで「要経過観察」とされていたのですが、献血の際に還元される「献血記録」のデータでは糖に関する項目が正常範囲内だったので、ついつい放置しておりました。
来週月曜日には血液検査の結果がでるので、そこからですね。