昨日、「産能レビュー」が届きました。
2015年度後期入学志願書受付が7月1日より開始され、早期の出願が推奨されています。早期出願には3つのメリットがあるそうです。「自宅での学習を早くから開始できる」「余裕をもって学習計画を立てることができる」「早くからスクーリングを受講できる」というメリットです。
産能通信教育の理解度チェックもありました。
で、驚きは「大学・短大ともに60%を超える卒業率!」というもの。
累計卒業生は大学18,279名、短大89,589名とのこと。私は両方でカウントされています。まあ、1人で大学を2回も、3回も卒業する人もいるし、これぐらいの人数は妥当だと思っています。
それにしても、大学の卒業率は65.7%なのですね。3年次入学の方なら、概ね3人に2人が標準学習期間2年間で卒業していきます。これだけの数字を提示されてしまうと、逆に、産業能率大学3年次入学生は2年で卒業できないと、マイノリティになってしまうんだ・・・と、若干違和感を覚えています。
「通信制大学だから卒業しやすいんだね!」って言われそうですが、よくよく考えると、通学制の大学なら65.7%って普通の卒業率(あるいはそれ以上)ではないでしょうか。「産能は卒業しやすい」というイメージが先行してしまうのは、あくまでも、慶応や中央や法政等、他の通信制大学の卒業が非常に困難であることと比較するから。
私が産能大学に在籍していた時、海外のビザを取得するため、大学卒業資格が必要で産能で学んでいるといった方がおられました。卒業しづらい慶応でも、卒業しやすい産能でも、卒業して得られるのは同じ学士の学位。どこの大学でもいいのなら、レポート作成が容易で、試験も持ち込み可の科目が多く、試験問題も選択式や穴埋め式の割合が高い産能の方が、投下するエネルギーは少なくて済むと思っています。
学位の価値観は人それぞれ。自分に最もマッチした学習方法を選択していけば、生涯学習も無難に継続していくものと感じています。