生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

それにしても・・・

2024年10月05日 20時47分23秒 | 放送大学大学院
まだ、2024年度の下期が始まったばかり。

にもかかわらず、2025年度入学の大学院の試験がスタートしております。この時期、入試があるということは、2024年度上期の段階で研究計画書ができていなければなりません。実際、8月の段階で願書を提出しているということは、その時点で、何を研究したいかが定まっている必要があるわけで・・・

私自身、放送大学大学院を2回修了していますが、研究指導の評価は人間発達科学プログラムで「A」、社会経営科学プログラムで「B」。残念ながら「S」に届かなかったため、あまり大きなことは言えないのですが、本学は、努力すればするだけ、研究の成果物がよくなっていくので、最終評価はその人の努力次第。

私の場合、「手抜き論文」ともいえる成果物だったので、とてもじゃないですが「S」には届きませんでした。なんせ、統計の知識は全く使っていないし、アンケートもインタビューも一切なし。よくそんな研究成果で修士の学位をいただけたものだ・・・と、思い返すだけで背筋が凍ってしまいます。

とはいえ、人間発達科学プログラムで纏めた「学位授与機構の学位研究」や、社会経営科学プログラムで纏めた「ビジネスキャリア制度のビジネス資格研究」ですが、それぞれ、自分が日本一(推定)の取得者なので、そういう意味では「唯一無二」の修士論文と言えなくもありません。

今回受験された学生の方々は、もっと意義の高い研究を引っ提げての受験だと思います。その研究が成果物として修士論文に形作られていくためにも、合格という栄冠を勝ち取られることを祈らざるを得ません。

ただ、何度も書いていますが、合否は時の運。どんなに優れた研究テーマがあったとしても、指導できる教官がいなければ不合格になることもあります。逆に、それほどのテーマでなくとも、「2年でまとまるかな~」と思えるテーマの方が合格になることもあります。

転職や担当業務が変わってしまい、入学してから研究テーマを見直す受験生もいます。なら、あまり意固地に研究テーマに固執しない方が、合格に近づくような気もします。合格優先受験生の方は、2次選考で「研究テーマが大きすぎる」とか「研究テーマをもう少し絞った方がいいのでは」と面接官に言われたら「先生のご指導を仰ぎ、修士論文に纏めるレベルで研究対象を見直したいと思います!」と、修正可能であることをはっきり伝えておいた方が無難かも。

それ以上研究したければ、博士課程があるのだから、そこで研究すればいいし。私のように6回も修士課程に行く学生は稀。初めての大学院だと、あれもこれも研究したいという気持ちはわかるのですが、2年で全部こなすのはまず無理。極力絞って、そのテーマを深く研究するのが常套。だからこそ、面接官の質疑に、柔軟に対応できる学生の方が、合格に近いと思うのですが・・・

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2 コメント

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Unknown (tera)
2024-10-20 02:15:35
まあ、放送大学大学院の入試に限らずとも、自分が現在使えるリソースの中で研究することが大切ですね。もちろん自らの知識、使える研究費、時間、アクセス可能なツール、それらを考慮して研究計画を立てれば研究はほぼ完成すると思います。いくら再生医療の最先端の研究がしたいと思ってもPCRの装置や分光器などにアクセスできなければ研究になりませんからね。
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teraさん (フラ夫)
2024-11-02 11:37:35
仰せの通りです。ムリにテーマを構築して研究を初めても続きません。それにモノになりません。

とはいえ、振り返ると、冷や汗がでるようなテーマで、よくも成果物にまとめたものだと恐怖におののいてしまいます。
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