試験を受験していたときに、ふと、思ったことがある。
「一体、私の強みってなんだろう?」という点だ。色々学習しているはずなのだが、目に見えた「強み」って、思いつかない。
「社外で通用するような、スキルとか、知識とかあるんだろうか・・・」そんな思いが、浮かんできたのだ。
学位もたくさん持っている・・・
資格もたくさん持っている・・・
でも、「それがどうしたの?」って聞かれたら、なるほど、そのとおり、学位も、資格も「何の意味もなさない、ただの紙切れor飾り物」である。
行政書士の資格を持っていても、自分の転居の手続きもできない・・・
宅建の資格を持っていても、マンション購入のことなんか全然わわからない・・・
危険物取扱者の資格を持っていても、フライパンから火が吹いた・・・
火薬類保安責任者の資格を持っていても、爆竹が鳴ったら逃げ惑う・・・
潜水士の資格を持っていても、背泳ぎできない・・・
運転免許も7年間運転していないからゴールド免許だ。漢字検定準1級でも誤字脱字だらけだし、シスアドなのに産能の「情報処理の基礎」が不可だった・・・
うーん、全然、習得した知識が生きていない。さび付いているし、腐っている。
「何が通用するのか?」あるいは、「通用するものは何もないのか?」されど、通用するものが何もないとすれば、私の40年の人生はなんだったんだろう???
大学院での専門は「人材・組織」であるが、全ての専門書に目を通したわけではないので、誰かに質問のひとつもされたら、メッキがはげるような、薄い知識である。
これでいいのか?
いや、良いはずがない!
ではどうすればいいのか?
わからない・・・