さすがに、会場は生涯学習のモチベーションの塊のような雰囲気!
このような空気に触れると、本当、自分のモチベーションもアップするような気持ちになります。なんと、多くの方々が、学びのステージの入り口に立たれているのだろう。本当に、ここまで来るだけでも、「よくぞ、生涯学習に気がついてくださった」と、握手し、肩を叩き、ハグしたくなってしまいます。
でも・・・かなり多くの方々が、せっかく、「入り口」まで来たのに、入場せずに引き返してしまわれます。あと「一歩」なのに・・・でも、その「一歩」が、自分に変化を与えるか、否かの一番厳しい「一歩」なのです。命が取られるわけでもない。愛する人との永久(とわ)の別れになるわけでもない。言うなれば、「お金」と「時間」と「自由」等が、少し、失われる程度の話。
されど、その「一歩」が、かもしだす壁は非常に大きく、なんやかんやとエクスキューズを考え出しては、先送り、先送りしてしまい、結局、何も変わらない今までの日常の中で日々生活を送るだけの結果となってしまう。
とはいえ、その苦悩の「一歩」を踏み出す人もおられるので、やはりこの説明会は貴重と言わざるを得ないのでしょう。
さて・・・会場の中は、混み合っていたり、いなかったり。満員御礼のブースもあれば、閑古鳥が鳴いているブースもあります。やはり、自分の母校のブースは気になるもので。産業能率大学のブースは、残念ながら2名しかおらず、相談の方が余っていました。いい大学だと思うのですが、やはりネット広告等で露出が高いし、説明会にくるまでもないという感じなのでしょうか?一方、明星大学は大繁盛!なんだ、この人だかりは!と思うくらい。相談員の方が10名近くいたのに、それでも後ろに行列が出来ていました。本当、うれしい限りです。
今回の説明会は大学院の説明会もありまして・・・なんと、以前お世話になった先生が、某大学院の研究科長としてブースに座っておられました。先生の名前をお呼びしたところ、手招きされ、お話をすることに。そして、そこの大学院の博士課程(前期+後期)を薦められました(笑)。「直接後期でもいいよ」とも言われたのですが、経営系なので、「今、経営系では研究テーマの持ち合わせがありません」と言ったところ、「前期でテーマを決めて、後期でまとめればよい」とのアドバイスが。
前期+後期=5年間+約500万円!ちょっと(いや、かなり)手の出ないかな~第二のキャリアの投資と言う話もありましたが、本格的に大学の先生になりたいとは全く思っていないし、思っているなら、もっと前の段階でキャリアチェンジしてるはずだから。
でも、20分ほど話させていただいて、本当に参考になりました。ちなみに・・・この先生とは飲み会で一度お世話になっただけ。授業は1コマたりともとっていないのに、目をかけていただき光栄です。
そして、もうひとつ、京都産業大学大学院のブースも行ってきました。ここのブース、誰もいなくて閑古鳥が鳴いていたのですが、通り過ぎようと思ったところ、なんと、ブースの端っこに「社会人大学院生のススメ」という本が置いてあるではありませんか!
そう、以前、松本さんから頂いた本なのです。そういえば、京都産業大学大学院を修了された方が書かれていた部分がありました。その本に引かれて、ブースに入ってみました。
対応された方は、あきらかに「京都弁使い」。その話の端々から京都弁が繰り出される!それは、京都出身者の私にとって、非常に耳障りのよいものでした(笑)。
本来なら、11月の大学院合同説明会で聞くべき質問をしてみました。きっと、ブースの担当の方も、京都産業大学を知り尽くしている生涯学習マニアの存在に驚かれたことだと思います。でも、誠意的かつ真摯に応えていただきありがたく思っています。
①私が候補と思っていた先生はアメリカへ行ってしまわれ、来期はゼミがない。
②SCは主に9月と2月。9月には懇親会も開催される。
③入学式は欠席でもよい(無論、合格したなら出席するつもりだが)。
④我が母校出身と思っていた金融論の先生が、実は父の母校出身の先生だった。
⑤他大学院の単位が認められるケースもある。
⑥奨学金について、2年目も、まず問題なく交付される。
博士課程に行く可能性がない現状では、「武蔵野大学大学院(仏教学)」と、こちら「京都産業大学大学院(経済学)」が最有力候補なので、貴重な情報がゲットできたのは幸いでした。
このような出会いがあるから、やはり、外に出てみないといけませんね。