昨日、アクセス件数が950,000件を突破しました。
これも、ひとえに皆さまのご支援の賜物と感謝しております。
今後とも、よろしくお願いいたします!
アクセス100万件まで、残すところ5万件です。1日1千件のアクセスがあるとすると、10月18日がターゲットの日になります。また、今年中の達成なら1日400件のアクセスで到達します。
多くの方々にアクセスしていただくのはありがたいのですが、「細く長く」が私のモットー。奢れるブログは久しからず。あまりにアクセスが増えるようなら、逆に、ブログを閉鎖せねばならぬ事態になるかもしれぬ。
真に生涯学習に志す方が集まっていただければ、本当にうれしい。大学や大学院、学位に資格と、難しそうなことを言っているが、生涯学習はそんなに仰々しいものではない。逆に、あまりに負担のかかるものであれば、長続きはしない。
読書1冊、課題1通でも十分生涯学習なのである。そして、その生涯学習とは、他人に褒めてもらうためのものでなく、自分が納得できるか否かがポイントである。
難しく考えない。しかし、何か取っ掛かりが必要な場合が多いので、資格や大学を推奨している。加えていうなら、高学歴社会となっているので、大学院なぞ選択すれば「生涯学習」ができる上に、「専門性」が磨かれ、「履歴書」に書いても遜色のない「自分の売り」ができる。
そう、私が実践しているように、大学院はそんなに大変なところではない。単位を取って論文を書けば修了である。学位だけならさほど苦労せずに取れる。ただ、私は納得がいかないから悩み、苦しみ、書けないだけである。たかだか3万字。その気になれば1日で完成する。ただ、それではあまりにむなしいから書けないだけである。
とはいえ、その苦悩も、経験したからならわかっていただけると思うが、意外と「楽しい」わけである。自分1人で悩むわけじゃなく、同期も同様に苦しみ、しかも、先生が一緒に悩んでくださる。だから、それなりに、皆さん修了されるわけである。
最悪、厳しすぎて死にそうならリタイアすればいい。しかし、それでも、何もしなかった自分より、成長した自分がいるはずである。その割り切りがあれば、体も壊さないし、命もとられない。
何度も言うが、大学院はそれなりに楽しいところであるが、コストがかかるのは事実。なら通信制大学も面白い。月間に換算すると1万~2万円だから、スクールやセミナーに行くより安価である。言わば、「お買い得な習い事」なのである。何故か?賢明な読者ならおわかりのとおり、国から助成金がでているからである。
安い上に、大学通教はかなりのメリットがある。
・学位が取得できる
・先生は通学と同じ先生であるケースも多い(先生とのつながりができる)
・陳腐化した知識に、現在の通説を吹き込むことができる
・大学院へのとっかかりとなる
・継続学習をするきっかけとなる
・社会人としての経験が授業で生かされる
・異業種の友達ができる
・キャリアチェインジを実現された人も多い 等々
書ききれないくらいのメリットがあり、デメリットは少々の出費と、時間が割かれること、特に家族と共有する時間削減などが考えられる。しかし、子どもに「勉強しろ!」って言うより、自分自身が勉強している姿を見せるほうが説得力があると思いません?
資格もすばらしい生涯学習だと思っています。なんせ、履歴書の「免許・資格」の欄に書けるものができるわけですから。何も書けないということは、自分が「免許・資格」を保有しないことに、なんら問題意識を持っていないということですから。見る人によっては、「この人は、スキル開発に意欲がなかったんだな・・・」と思うわけです。
かなり多くの会社で「免許・資格」を取った際、奨励金や手当を出します。それなのに、資格の1つも取らないという人は、自分のスキル・キャリアに対してあまりにも無頓着。そう、与えられた仕事しかできない人間と思われても仕方ない。自分から何か課題を設定して、期限までにやり遂げようという意欲が評価されるわけで、およそ、社会人を3年やって無資格の人間は、何かポイントを外しているように思える。あるいは、仕事以外のことに打ち込めない、過酷な状況に置かれていると思われる。
たとえば、「企業と人材」2009年5月20日号には、任意抽出した2800社の企業から回答のあった192社について集計した結果、公的資格取得援助制度を導入している企業は84.4%である。それだけ、資格というものは仕事と直結し、取得が奨励されている。また、労働安全衛生法や自殺対策基本法により、死ぬほど働かされることが法的に困難な状況となっている。
なら、資格の1つも取れるでしょ?というのが一般的な考え方である。無論、資格の及ばぬところで、オンリーワンの実績をアピールできるならそれでいい。その道にエネルギーをドンドン投下すべきである。ただ、一般のホワイトカラーは、そのスキル・能力を証明することが困難である。だから、公的な基準として資格を取ってはいかが?というのが私の主張。
資格は万能ではない。しかし、資格を取れない(あるいは取らない)ことは、なんだか、惰性に流されているような気がする。
銀行員なら、概ね1年で「証券外務員1種」「損保販売資格」「生保販売資格」「簿記3級」「TOEIC」「FP技能士」ぐらいは取らされる。そして3年目くらいまでに、意欲的な人は「宅建」「証券アナリスト」「FP1級」等プラスαの資格を取得する。
その環境において、資格を取らないといった選択肢はありえない。銀行以外の業種でも、概ね取るべき資格は決まっている。ITなら各種ベンダー資格や情報処理技術者、生産なら技能士等々。新卒でも資格の1つは取得する時代。だから、「免許・資格」の欄がブランクはありえない。
それなら、資格を生涯学習の目標にして、毎年1つでも取得していけば、学習できる上に、仕事に役立つスキル・能力も身につく。そして何かあった場合、履歴書にも書ける。
最後に読書。読書も1人でできる生涯学習である。しかし、ただ闇雲に読み漁るのも1つの方法だが、できれば、分野を絞って、まず10冊読む。そうすればその分野のセミプロになれる。そして、できれば100冊読む。そうすればその分野のプロになれる。
最初は図書館で借りてもいいが、できれば手元に置いておく。そして、自分が専門としたい分野の「キーワード」のついた本が目に入った時は「迷わず購入」する。
分野に縛られずに、「著者縛り」にするのも面白い。読んでいくうちに、著者の考え方が見えてくる。その見方ができれば、自分の考え方と、第三者の考え方が並行してできるようになる。
ちょっと、書きすぎたかもしれない。1時間かかって、約3千字。このペースなら、3万字を書くのに、10時間あれば十分ということとなる。参考文献を引っ張ってくるなら、考える時間を圧縮することができるため、もっと短くなるかもしれぬ。
まあ、こんなに書くことは滅多にないから、95万件ということで勘弁して欲しい。