箱根のホテルで今朝のニュースを見ていたら・・・
yはり、トップニュースは兵庫県知事選挙。投票者にアナウンサーがインタビューしていたのだが、多くの投票者が「パワハラなんてなかった」といっているではないか!
「自分自身、ネットで調べたら、パワハラなんてなかったことがわかった」とか言っている。はぁ?パワハラで人が複数死んでいるのに。百条委員会でも140人以上の県職員が知事のパワハラを見聞きしているのに。加えて、知事も「パワハラの有無は百条委員会が決めること」と言っているのに。それを、全部、無かったことにするなんて。
これじゃ、トランプ大統領の選挙手法と何ら変わらない。フェイクニュース以外の何物でもない。私の愛した兵庫の県民は、一体、どうなってしまったのか?
まさか、パワハラがネットの力で消滅していたとは。そして、その真偽もネットの力で何の根拠も無く変容させられ、まさか、百条委員会すら無視されているとは。
本当、恐ろしい世の中。もし、ネットで戦争の放棄が消滅させられ、戦争が美化され、憲法さえ無視されれば、この国は間違いなく戦争に突入してしまうだろう。その危険性を認識できるくらいネットは力を持っている。そして、百条委員会の報告すら無視するぐらいの国民性は、もはや、愚民としか言いようがない。何のために設置された委員会だったのか。ましてや、議会との対立、県職員の不信を考えると、兵庫県政は回らない。その点からしても、自分たちで自分たちの首を絞めている・・・
他県民の私が口を出せることではないのですが、おぞましい時代に入ったことだけは認識できた選挙。