写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

手作りキャンピングカーの基地

2018年11月25日 | キャンピングカー仲間と
昨日、一昨日と八街工房に行ってきた。
ここはキャンピングカーを手作りする基地になっている。
ここに写っている3台も手作りである。


必要な工具類が揃っており、メンバーはそれらを自由に使って自分好みのキャンピングカーが作れる。
HMCC(ハンドメイドキャンピングカークラブ)の集いで、2月に初めて訪れてたがワクワクする場所である。
私はメンバーではないが、メンバーのキャンピングカー仲間から誘われ、2度目の訪問となった。
到着すると目に飛び込んできたのは、若い女性が作業服姿でコーキング作業をしていた。


軽トラに乗せるタイプのキャンピングカーを作っていた。
屋根は鋼板だが外壁は板の鎧張り、大きな窓も入り口ドアも全て木で作っている。


室内の壁は珪藻土の漆喰仕上げである。


ここではベテランのメンバーが手助けしてくれる。


この人は天窓を電動カッターで切り抜く作業をしいる。


天井を切り取り、開いた天窓。


別の人は、その天窓の枠と、はめ込む透明の樹脂板をカットし組み立てている。


それを天窓にはめ込む。


透明で大きな天窓は夜、ベッドで横になって星空を眺めたいとの事!!
女性らしいロマンチックな願いである。
大きな跳ね上げ式の木の窓は、この車でパンの移動販売を行う為と言う。
昼間は移動販売車として使い、夜は星空を眺めながら眠れる車は、手作りならである。


ソーラパネルを磨き、乗せる準備をしている。
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天窓が開きソーラパネルが乗っかると、大分キャンピングカーらしくなってきた。


その隣ではアルミ板を曲げ、大きなガスコンロに防風枠作りを行っていた。
リベットで留める作業は、圧搾空気で動くリベッターで簡単に仕上がった。


これはクレープを焼くためのコンロだと言う。
キャンピングカー仲間の集いの模擬店でクレープを販売するためと言う。
小さなコンロだと焼けムラが出るので業務用の大きなコンロを買ったが、風が吹くとやはり焼けムラが出る。
それを防ぐための防風枠を作っている。
乗せている鉄板も手作りだが、厚さが12mmもあり本格的である。



ここでは、それぞれが必要な工具を使って何かを作り、それを手伝っている人がいる。
メンバー以外も利用できるようになっており、そのルールも決められているようだ。
ベテランたちの支援と豊富な工具で、オリジナルキャンピングカーが作れるロマン溢れる基地になっている。

.風景写真

四季の風景写真