写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

キャンピングカーの快適化・水道の吐水・止水

2020年07月24日 | 車の快適化
キャンピングカーの快適化を今までに100件以上行ってきたが、最近はやる事が無くなって来た。
その中で、5年ほど前に行った水道水を瞬時に吐水・止水出来るようにした快適化は家内に大好評で、快適化ランクの上位5位以内に入っている。
瞬時に吐水・止水出来る事で無駄な吐水が無くなり、水の使用量が半分以下に減りました。
大幅な節水だけでなく蛇口の開け閉め動作が足元で出来、洗い物などの作業効率も上がり、大変重宝しています。
当時こちらのブログは開設していなかったので転載し、改めて紹介したいと思います。


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今日はキャンピングカーの快適化の話です。
私のキャンピングカーには洗い物等をする生活用水と歯磨きをしたりお米を研いだりする清水の2種類の貯水タンクがあります。生活用水は貯湯タンクに繋がり走行中はラジエターの温水で温め、停車中はガスボイラーで追い炊きして沸かします。
清水用と温水を適温にする混合水栓と2個の蛇口が付いています。蛇口を開けると揚水モーターのスイッチが入り吐水する仕掛けになっています。


水の量は限られており大変貴重です。蛇口を手で開け閉めしている間にも無駄な水が出ています。そこで蛇口は開けっぱなしにしてフットスイッチで揚水モーターのオン・オフを行い、吐水・止水をコントロールするように改造しました。


清水はホースの途中に逆止弁を入れ、水がタンクに戻らずホース内が常に水で満たされている状態を保ち、スイッチで瞬時に吐水・止水をコントロールします。


貯湯タンクは常に満水状態で、蛇口が開くと揚水モーターのスイッチがオンになり水が注入され、温水がタンクから押し出され水と混合し適温になって吐水します。その為タンク内は一定の水圧が維持されています。スイッチをオフにしても蛇口を開けていると貯湯タンク内の水圧で暫く吐水し続けます。逆にスイッチをオンにしても下がったタンク内の水圧が高くなるまでお湯は出ません。


対策として、混合水栓に繋がっているお湯と水のホースに電磁弁を入れ、フットスイッチで揚水モーターと連動させました。フットスイッチ・オンで揚水モーターが働くと同時に弁が開き、オフで揚水モーターが止まり弁が閉じてタンク内の水圧を維持し、瞬時の吐水・止水コントロールを可能にしました。

.風景写真

四季の風景写真