散歩道には10本以上の桑の実が茂っている。
最盛期は過ぎたが未だ十分残っている。
なかにはこれを大量に収穫しジャムにしている人もいる。
私も時々散歩の途中立ち止まり、自然からの恵みを味わっている。
桑の実を狙っているのは人間だけではない。
カラスも狙っている。
この時期になると散歩道に沿って立っている電線にカラスが集まっている。
右手の繁みが桑の木で、散歩する人が通り過ぎるのを待っている。
人が摘み取るのは下の枝を、カラスは上の枝からと住み分けされている。
あと少しでこの季節も終わり、梅雨シーズンが始まる。
そして暑い夏がやってくる。