写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

換気フードの最終仕上げ

2019年03月07日 | 車の快適化
換気フードを新しく手作りした旨の話は以前載せたが、抵抗器の破損で強・弱切り替え運転が出来ないままだった。
新しい抵抗器を取り寄せたが、弱運転で通電すると抵抗器が高温になるから注意するようFさんから教わっていた。
その為、取り付ける前にクリップコードで繋ぎテストした。
何も対策を施さないで弱運転すると、抵抗器の表面温度は150℃以上に上昇。
これではとても危険で使えない。


次に試したのは熱伝導率が良いアルミ板の廃材に、固まる放熱用シリコンで張り付けて通電してみた。
抵抗器の表面温度は100℃弱になったが、安心できる温度ではない。
これでは組み込めない。


次はコ型とL型アルミアングルで抵抗器を覆ってみた。
抵抗器の長さに合わせてカット


それに固まる放熱用シリコンも組み合わせた。


まるであつらえたように抵抗器が収まり、形も良い!!




これに放熱用シリコンを塗り抵抗器をはめ込み、アルミ板の廃材にボルトで固定した。


これで50℃余りにまで下がった。
何とか許容範囲まで温度を下げる事が出来た。

抵抗器の設置場所は換気フードのスイッチの後ろに配線と共に収め、カバーを被せ見えなくするつもりでいたが、この温度では熱が籠りもっと温度が上昇すると思われる。
その為、スイッチから離れたフードに直接取り付ける事にした。
抵抗器を収納しない為、スイッチカバーは以前より半分の大きさに変更した。


一番放熱効果が高かったコ型アングルで包み込んだ抵抗器をフードにボルトで取り付け、配線は配線端子台で繋いだ。


30分ほど試運転して表面温度を測ると35℃ほどだった。(車内気温は21℃)
取り付けたアルミフード外側の温度は24℃で安心できる温度に下がっていた。
天板とフードの隙間が換気の通り道の為、空冷され温度が下がったようだ。
これなら安心できる温度である。
ひとまず弱運転問題は解決。

一応出来上がったが、もう一手間かけた。
より確実に換気できるようL型アングルをフードに継ぎ足し少し幅を広げた。


そしてアルミが剥き出しのフードにラッピングシートを被せた。
部屋の壁などの色調に近いシートが残っていたので張り付けてみたが、違和感がなく中々良い!!


コンロに火を点けて動かしてみたが、抵抗器の温度に大きな変化は無かった。
フードの温度も特段に上がる事は無かった。
天板は少々熱くなったが問題になる話ではない。
後は実際に使ってみて具合を確かめるだけである。



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4 コメント

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Unknown (ふくろうキャンカー)
2019-03-09 08:34:36
抵抗器の発熱問題、これで解決ですね。
カバーに「ラッピングシート」は気付きませんでした。
今からの変更は配線を外さないと出来ませんので諦めます。
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Unknown (kenharu)
2019-03-09 17:49:41
ボクも同じ理由で諦めます(笑)
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Unknown (写楽湯遊)
2019-03-09 20:45:15
ふくろうキャンカーさんへ
ご指導頂いたお陰で抵抗器の発熱対策出来ました。
これで安心して弱運転できます。有り難うございました。
ラッピングは以前使った端材が残っていたので遊んでみました。
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Unknown (写楽湯遊)
2019-03-09 20:51:56
Kenharuさんへ
単なる木目調のラッピングシートで包むのではなく、小鳥の絵などを奥様に書いて貰うのは如何でしょうか!!
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