写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

カセットガスボンベの燃焼テスト

2016年03月15日 | 車の快適化
今、キャンピングカーではプロパンガスボンベではなくカセットボンベが主流になっています。
コンロだけでは大きな問題はないのですが、給湯器とコンロを同時に使うとガス供給が追いつかなくて、給湯器はAC100Vで沸かし、コンロはカセットガスと使い分けているようです。
そこで今朝、朝食前の気温が低い時間帯に、カセットガスボンベの性能テストを行いました。
私のカセットボンベはベバストヒーターの温風を熱源に、ボンベを暖めてブタンガスの気化を促進させる構造になっています。
先日、冬の気まま旅の前にプロパンガス5kgボンベからカセットガスボンベに切り替えました。
その際、給湯器と2口コンロ同時使用の短時間テストを行いましたが、特に問題は有りませんでした。
しかし、長時間同時使用のテストはしていませんでした。
その為、今日は給湯器の冷水(4℃)が60℃に沸くまで、2口コンロを同時に燃焼するテストをしました。
しばらく走行していないので、車内も水もカセットボンベも冷え切っており、厳寒期ではないがテストとしては丁度良い環境です。
AM7時21分に熱源であるベバストヒーターを点火しテストスタート。


カセットガスボンベ室の気温を監視


15分後のカセットガスボンベ室の温度です。温風が吹き込まれて温度が上がってきました。
まだ、カセットボンベの液温は上がっているとは思いませんが、先ずはコンロに点火しました。


2口コンロの燃焼状態、普段と変わりません。


併せてやかんで1リットルの水を沸かしてみましたが、コンロの炎は異常なし。


給湯器に点火しました(7時40分)、いつもと若干違っています。


給湯器に点火するとコンロの炎が少し変化しました。
やかんのお湯が沸き上がった後も、コンロの火は燃やし続けました。


ベバストヒータの温風取り入れ口付近の温度です。


50分弱で給湯器のお湯が60℃まで沸き上がり、自動的にバーナーは消火されました。
2口コンロも止めてカセットガスボンベを取り外すと、結露が少々ありました。
でもそのままセットしておけばファンで乾かしてくれますので、一切問題なし!


カセットボンベ室の温度はここまで上がっていました。


給湯器周りには煤が付くことなく変化はありませんでした。




私の場合、給湯器は就寝前にタンクを凍結防止から守る為に沸かします。故にコンロとの同時使用はほとんどありません。
真冬の北海道で最低気温が-20℃以下の世界でも、就寝前に60℃に沸かしておけば、翌朝40℃のお湯が出ました。
給湯器の保温対策はしましたが・・・!
前もってカセットボンベ室を暖め、ボンベのブタンの温度も上げておけば、赤い炎も少なくなるのではと思っています。
その赤い炎も不完全燃焼で煤を出すまで酷くなく、コンロを長時間使う事ありませんので致命的ではないと考えています。
結論、今回のテスト燃焼から判断すると大きな問題点はないと考えています。







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