斜里の朝は曇り空、今にも雨が降り出しそうな天気だった。
でも散歩している間は大丈夫だろうと5時半頃に出発。
すぐ近くにある漁港を覗いた。
港が有ると覗くのが習性になってしまった。
でも、ここは河口の漁港で釣り禁止、釣り人は誰もいなかった。
その中で海面をしきりに覗いている人が居た。
何を探しているのか尋ねると「クラゲをさがしている」と言われた。
そして、クーラーボックスから広口瓶に入れた小さなクラゲを見せてくれた。
今朝獲ったばかりのベニクラゲだそうだ。
この小さなクラゲは「不老不死クラゲ」と言われ、老人ホームで人気が有るそうだ。
外敵に襲われて傷を負い、あるいは水温や塩分濃度の変化で生存に支障をきたすようになると、ベニクラゲは死なないで逆に若返ると言う不思議なクラゲだ!
クラゲを獲る道具は釣り竿の先に15㎝ほどの金ザルを取り付けただけで至って簡単。
この方は全国の水族館にクラゲを納めているそうだ。
斜里周辺の海はクラゲの宝庫で、特に6月~今頃までは20種類ほど獲れると言う。
山形県鶴岡市でクラゲの加茂水族館を見て感激したが、この様な人が支えているのだと改めて知った。
その先の海岸を見渡すと堤防が有り、沢山の車が止まっている。
この時期、鮭釣り以外考えられない。
散歩から帰り朝食を済ませてから、その場所に行くと防波堤には沢山の釣り人が居た。
幅は15mほどもある広々とした防波堤は、数百メートル先までのびている。
今朝は百人を遥かに超える釣り人が居たが、今は少ないと言われた。
気になる釣果を訪ねると、3本ほどしか上がっていないと言う。
ここも釣果は望めない!!
早々に引き上げ、今日はコインランドリーで洗濯日とした。
ところで昨日の夕方車をバックさせた時、排水タンクのバルブの先端を縁石に当てて壊してしまった。
その衝撃でバルブの根元が排水タンクの底にめり込み、亀裂が出来てしまった。
使う度に漏水してしまい、使えなくなった。
ホームセンターでコーキング材を購入し、修理した。
タンクの底にめり込んで斜めになったバルブを、マイナスドライバーなどで元の位置に戻し、周囲をコーキング材で埋めた。
今朝、水を2リッターほど排水タンクに溜め込み、修理具合を確認した。
漏水していない様に見えたが、少し経って調べると水滴がぽたりと落ちた。
ほんの少しだが漏水していた。
テストのため入れた水を排水し、コーキング材を上乗せした。
夕方までにはコーキング材は固まり、注水し確認すると漏水はしていない。
これで修理完了!!
今まで車のトラブルで、途中から帰宅した事は今の所ない。
その都度何とか凌いでいる。
今回も大きな問題にならないで終わってくれた。