クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

椿を愛した人々・歌・絵 ~根津美術館「百椿図」

2012-02-14 | アート・文化

「 海のごと  花を落とせど  なほ紅し

           太陽に似る  めでたき椿  」(与謝野晶子)

045 <京都・法然院>

先週まで

「根津美術館」でひらかれていた・「百椿図展」。

041

つばきの一大ブームがおこった 

江戸時代に

ひろしま(広島)の おとのさまが

「椿の素敵な絵巻物、つくろうよ!」

みんなによびかけて

作られました。

<百椿図:伝・狩野山楽筆>

046 つばきばかり、バリエーションゆたかに

047 りんぱ(かんじ:琳派)カラーで、かわいくえがかれています

チリトリつばきも→ 048

こうもん(黄門)さまを、はじめとし

当代の

じょうそう(上層)の方々が、

サン(讃)を よせています

さらに

「図鑑の機能」も はたしています。 059_2

                     (・・こんなつばき、今は見かけません

 

つばきにムチュウ(夢中)だったのは、

こちらの おとのさま

「松平忠国」のみならず、

同じころ、

「安楽庵策位」というお方が、「百椿集」を

出していて、

みぶん(身分)の上下なく、

みんなが もりあがってたみたい

042 サザンカとの区別に、なやむクリン。

うめ(梅)や、

さくら(桜)の人気のかげに かくれがちな

つばきですが、

「長寿木」として、また

その「造形美」が、ふかく あいされてきました

050 利休が茶しつにいけ、

やまだたありとも(かんじ:山県有朋)が、

山ごとかって、やしきをたて、

(椿山荘では椿ビュッフェかいさい中→http://www.chinzanso.com/ )

西洋でも

マルグリットが、むなもとをかざったし(椿姫)、

051 ココ・シャネル女史も、むちゅうでデザインしました。(カメリア)

話は

さらに、大々的で、

049 「菓子職人」というこじん(個人)、

Image847_2  「資生堂」というきぎょう(企業)、

はたまた

町ぐるみで・つばきラブの

「伊豆大島」というちいき(地域)までも、

つきうごかす力を

つばきはもって いるのです

043 クリンもつばきもち(餅)のこと、

あいさずには・いられません

 

 

 

 

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