「 久かたの 光のどけき 春の日に
しずごころなく 花の散るらむ 」
明日は、あらしに なるらしく、
さくらも、今日が見おさめです
思えば、
今年も この花は
いろんなすがたを 見せました
こうき(高貴)な ようそう(様相)
にんげんたちは、
夜になると、
やみにうかべる ひょうじょう(表情)は
みんなの心、まどわします。
でも・・
さかりをすぎた、花たちに
はげしい・かぜ(風)が 吹きつけて、
たえきれなくて
ちっていく。
ちりはじめると・すばやくて、
そのうちどこかへ きえて行く・・
せめて・さくらと
人生を
かさねてみたいと 思うから、
子どもじゃ・ぜったい分からない、
さくらのうたを よみあげて、
「時ははやい。」と もんく言う。
春の心は のどけからまし 」