クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

桜の名歌

2013-04-05 | 歳時記

「 久かたの 光のどけき 春の日に

     しずごころなく  花の散るらむ   」

Img_0920

明日は、あらしに なるらしく、

さくらも、今日が見おさめです

思えば、

今年も この花は

いろんなすがたを 見せました

Img_0702 咲きはじめは はかなく、

Img_0707 しだいに、少女から大人に

まんかいをむかえ、Img_6291

こうき(高貴)な ようそう(様相)

にんげんたちは、

Img_6285 その下を、そぞろあるいて・みたりします。

 

夜になると、

やみにうかべる ひょうじょう(表情)は

Img_0756 ようえん(妖艶)なこと・この上なく、

みんなの心、まどわします。

でも・・

さかりをすぎた、花たちに

はげしい・かぜ(風)が 吹きつけて、

冷たい雨が おちてくると、Img_0896

たえきれなくて

ちっていく。

ちりはじめると・すばやくて、

そのうちどこかへ きえて行く・・

さくらに こがれる、人々は、Img_0901

せめて・さくらと

人生を 

かさねてみたいと 思うから、

子どもじゃ・ぜったい分からない、

さくらのうたを よみあげて、

「時ははやい。」と もんく言う。

Img_0918  世の中に 絶えて桜のなかりせば、

春の心は のどけからまし 」

 

 

 

 

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