クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

魔性の女・挿絵展(弥生美術館・感想)

2013-04-09 | アート・文化

桜の花が ちって・あやしい、

卯月はじめに ふさわしい、

「展覧会」が ひらかれています

Img_0970 <魔性の女挿絵展~大正・昭和の文学に登場した、妖艶な悪女たち>

チラシの絵を えがいたのは、

たちばな・さゆめ(かんじ:橘小夢)

絵の中の

キツネ女は、たまものまえ(かんじ:玉藻の前)

http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/

てんらん会には、

さゆめと同時代、有名だった

「画家」がえがいた、

あやしい女たちが、

わんさか・かざられています

Img_0965 (東京・根津、弥生美術館)

たとえば

・八百屋お七

・安珍清姫

にはじまり、

・高野聖の女

・黒蜥蜴の緑川夫人

・谷崎潤一郎・横溝正史作品の女たち

など・・

Img_0969 かの女らは、「官能美」によって 男をとりこにし、

Img_9889 言うこときかせて、どれい(奴隷)にし、

うらまれたって・へっちゃらな

自己中女、

 つまり、サロメ  220pxaubrey_beardsley__the_dancers_

Img_9351 クリンたち、じゅんしん(純真)な女子にとっては、テキ(敵)

ですが、

げんじつには

Img_9350 そんな女に ふりまわされて、

こりない男が あとをたたず。

アートの世界では

かえって、チヤホヤされて いるようです

なんで

Img_0678_2 なんでなのよ

「そういや、昨日の中原淳一の少女も

 なかなか、こわく的だった。

 そういう魅力って、人を惹くよね。」(チット)

 

チットは今、

「春琴抄」をよんでいるので、

サロメ型ヒロインに対し、

りかい(理解)が あります

Img_0650 ぜんりょう(善良)なヒロイン・クリンは

あたまに きちゃうけど、

ましょう(魔性)にしか出せない

げんそう・たんび(幻想・耽美)が

あるらしい。。

Img_0759 やよい・びじゅつかんは、

そんな、大正ロマン・昭和モダンの

げんそう・たんびの 

絵をあつめ、

世に広めてる・びじゅつかん。

Img_0967 「となりは夢二美術館だけど、

悪女見た後だと、

夢二美人が、ふつうの良い子に見える

フシギがってた・チットです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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