クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

向田邦子ドラマ傑作選

2019-04-14 | テレビ番組

さいきん、

わが家で ハマったドラマを もうひとつ


 BSで いっきょ(一挙)放送していた、「向田邦子ドラマ傑作選」

(※)です。


 むこうだくにこ(向田邦子)は、昭和を

代表する

女流作家の ひとりで、

ことに

昭和前半の「家族の日常」を 書かせたら 

ピカイチ の うで前

 

 彼女の原作、『思い出トランプ』や『父の詫び状』etc・・

久世光彦・えん(演)出で

仕立て直した

ホームドラマは、

昭和を知る者を 切なくさせる

はかないリアリティーが

ただよう 

まさに けっさく(傑作)で、

 うちは 全部ろくが(録画)して 見ていました


 せってい(設定)は 毎回ほぼ・いっしょで、「太平洋戦争

がはじまる・少し前、

池上本門寺の近くに住む、

女だらけの一家

 とう(登)場人物といえば、もとナントカ省役人のお父さん、

お母さん(加藤治子)、

長女(田中裕子)、

そして、

お茶の水のふぞく(付属)学校に通う「天真爛漫」な妹

決まっています


見ていると、

 その時代の空気や、人々の細やかな

が 

伝わってくる・・


もっといえば、

台所道具ひとつにも 「戦前の日本の暮らし」

みつけることができ、


 えいぞう(映像)自体が、今となっては、

貴重な文化遺産

といえる

ドラマです

 だから、クリン、そんなシリーズの中で

これはけっさく(傑作)

かんしん(感心)した作品を

 ここに 書きのこしておきたい

そう思い、

以下に、

ストーリーが 心にしみた

トップ5 

を、あげていきます



1、「あ・うん」

(男同士の固い友情と、そのはざまでゆれる妻・田中裕子・・。こういう人間の絆、昔、そこかしこに 実在してたなあ・・)


2、「空の羊」

(女所帯に舞い込んだ落語家と、彼がときほぐす一家の秘密・・。次女役・戸田菜穂の鮮烈な女っぷりに目が釘付けになります


3、「華燭」

(家族を捨て若い画家のもとに走った母と、取り残された家族を支えた長女の結婚問題・・。「知恵遅れ」の妹・相良晴子がたくましい姿を見せてくれます


4、「風立ちぬ」

(長女・田中裕子の夫は、なぜ一家を捨てて蒸発したか?・・その理由は美しい次女・宮沢りえ


5、麗子の足」

(二・二六事件に関わる軍医に思いを抱く、いとこ・田中裕子・・。切ない恋とその破綻のラストシーンは、すさまじいものがあります・・)


 以上、クリンがえらんだ、「向田邦子ドラマ傑作選」

の、けっさくせん(傑作選)でした


ほかに、

*戦時下の諜報戦を描く「男どき女どき」

*左翼大学講師の転向の苦悩を描く「終わりのない童話」

*軍人と婚約してるのに左翼運動家に恋してしまう「女の人差し指」

も、よかったです


小林あせい(亜星)の 音楽も よりそって・・


 ノスタルジーを まんきつ(満喫)したい方に、

つよく、

おすすめします








コメント (2)
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