16日、世界に しょうげき(衝撃)
を
与えた
フランス・パリの
「ノートルダム大聖堂」の 火災・・
ああいった・たてものが、やけて
なくなる・・
なんてことは、
考えたことも なかったので、
クリン・・、本当に びっくりしました。。
火事の原因は、まだ わからないけど、
火元は「屋根裏」
ときいて、
「あの人」のことを ふと・思い出した方は、
けっこういたのではないか・・?と、クリン、思います。
「あの人」とは、ノートルダムのかねつき(鐘撞)男、
「カジモド」です
ヴィクトル・ユーゴーの小説「ノートルダム・ド・パリ
」
は
「レ・ミゼラブル」と ならぶ、不朽の名作
それは、ノートルダムで 生まれ育った
、愛を知らない
みにくい・せむし男「カジモド」
と、
育ての親である、
ざんにん(残忍)な司祭・フロロによる、
一人の美女 を めぐる ものがたりです・・
主人公のカジモドは、生まれつき・みにくく
、みんなから
きらわれてて、
ノートルダムから 一歩も 外に出ないで 大人になった、
耳が悪く、
はったつしょうがいの
不幸な大男・・
(でも、心やさしく、純粋な魂の持ち主です
)
彼は、
ゆがんだ・たましい(魂)をもつ
フロロの言うことを、
なんでもきいて、育ちました・・
しかし
そこに、ちょうぜつ(超絶)美女
が あらわれて・・
恋を知った・カジモド
は、
人生を大きく変える・・
という ストーリーです
お話の後半・・「ノートルダム大聖堂が、群集にとりまかれて
おそわれる」
という
シーンが、出てきます
「身勝手な欲望
」から、司祭フロロが
ノートルダムを
ぐんしゅう(群集)に おそわせるのですが・・
かんちがいした・カジモドが、
ぐんしゅう(群集)に 応戦してしまう・・
という、
かなしくて、こわい シーンです
「ノートルダム大聖堂・焼失」のいっぽう(一報)
を
きいた時、
クリンは、
そのシーンを 思い出し、
(あわれなカジモドが、また、たいへんな目に
あっているのでは なかろうか)
と、
ひどく
こんらん(混乱)しました・・
そんな・・
パラレルワールドを むすびつけて、
原因を かんがえてしまったりした
今回の
火事の ニュース・・
世界中が かなしみに 包まれたけど、
そのなかで、同じような さっかく(錯覚)を
おぼえて、
久しぶりに
原作にあたった・『ノートルダムの鐘撞男』どくしゃ(読者)
は
けっこう いたのではないでしょうか・・?
ひげき(悲劇)のじたい(事態)を むかえたのに、
なお、
ドラマティカル・・
さすがは、
「フランスの結晶」
ノートルダム・ド・パリだなあ
って
クリン・・、すごく おもいました
(「ディズニー」とも、「劇団四季」ともちがう、原作のラストシーンは、今回の「火事焼失」のノートルダム寺院の姿とも重なるものがあり、だいぶ・しんみりしました・・)