クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

「原民喜~死と愛と孤独の肖像」感想

2019-08-20 | 本と雑誌

旅行は 中止になり

パソコンは こわ(壊)れる

・・・これは、日ごろの行いが 悪かったせいじゃ なかろうか

よりによって

終戦記念日に 旅行にいこうとしたから・・」

と、

しん(親)友・チットは

はんせい(反省)し

 やにわに、8月を いた(悼)みはじめました

前から読もうと 思っていた本があるから、

この読書をもって、みそぎをする

といって

チットが 手に取ったのは、

 『原民喜~死と愛と孤独の肖像』という本です 

 はらたみき(かんじ:原民喜)とは、昭和初期の、ひろしま(広島)生まれの

作家さん

げんばく(原爆)小説『夏の花』で

ちょっとだけ

知られているけど、

どういう人生を 送ったのかは、あまり 知られてなくて、

クリンたちも

一冊も よんだことは ありませんでした

本書によれば・・・

 はらたみき(原民喜)は、自閉で こどく(孤独)な

少年時代・・

コミュしょう(障)で こどく(孤独)な 青年時代・・

を へて、

作家になってからも

世間知がなく、いろいろ苦労したあげく

ゆいいつ、

そうしそうあい(相思相愛)だった つま(妻)に 死なれ、

さいごは

こどく(孤独)のなかで

じさつ(鉄道自殺)した人だ、ということが

わかりました。。

 せんさい(繊細)な心を、せんそう(戦争)の時代に

いためつくしながらも・・

げんばく(被爆体験)のこと、

あい(愛)のこと

それらを

書きつくしてから 死のうとした、

きょうねん(享年)45の、かなしい・しじん(詩人)・・

 「その心情を思うと、自分も含めて

世の中の人間って 

結局、薄汚れているんだな・・って、感じないでは いられないよ。」

いって、

チットは、

自分が これまでに 出会った、

ぶきよう(不器用)で ピュアな、あの人や この人のことを 

思い出し

しずかに 泣いていました

あ~あ、泣いちゃった~。。

 でも、これで とりあえず、みそぎは 済んだような気がする

そうだよね」(チット) 「・・だいじょうぶだと思う。。」

コメント (6)
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