さて・・
若いころ、バカみたいに 洋服を買っていた・しん(親)友・チット
も、
さいきんは、全く・買わなくなりました。
「年をとってくる・これからは、着物の出番」
と、
悟ったのだそうです
いわく、
「元来、日本人の体型・肌色・髪色を考慮した、
日本人に一番似合う服は 和服よ!
着れば『3割増し』に見えるし、
なおかつ、尊重してもらえる。
よそいきにはピッタリだよね
年を取って・美しさがなくなっていく分、
格で補わなきゃ」
と言い、しんせき(親戚)の
お下がりの着物も、
「ゆくゆくは、お出かけなどに、使っていくつもり」
と
宣言しては いますが・・
着るのが やっぱり
めんどう(面倒)くさいらしい・・
そんな、
「和服の難点」を ふっしょく(払拭)すべく
このたび、帯を、ほとんど「付け帯」に
してしまいました!!
「付け帯」というと・・、このように、帯を切って
「二部式」にしたタイプを
ごそうぞう(想像)されるでしょうが、
うちでは、「きものやまと」で 多くの帯を、
切らずに、ワンタッチ加工してもらっています
(ちなみに、やまとさんで帯を買ったことがないのに、
加工だけは10本以上してもらっています
やまとさん、すみません)
さて、
ワンタッチって、どういうことか
たとえば、こちらの帯で、説明いたしますと・・
この「お太鼓」の形をした・帯が、
元の長さや形を そこなうことなく
どこにもハサミを入れないで
ただ、つけるだけ
の 状たい(態)に 仕立てられている
って
ことなのです。
(前側は、こんなかんじです。
帯幅は、半分折や、少し出してもらう・・
など、融通が利きます。
名古屋帯だと、大体ひとつ7千円から作ってもらえます)
帯は、胴体にまきつけて、マジックテープで
とめられるようになっていて、
あらかじめ、うらには「蒸れ防止用?」のメッシュや、
お尻ふっくら枕、
たたみ込まれた・帯や、帯枕などが ぬいつけられています
このように、「帯枕」に「帯揚げ」をかけ、
先に、前でひもを結び、
「帯揚げ」を、てきとうに 結んで入れれば、
あとは、付ぞくの「帯板」をはさみ
「帯締め」を 前で結んで、完成です。
・・・・・
(一応、チットの名誉のために 言っておきますが、チットは自分で、帯をしめることができます。)
でも、ラクに着られるのが いちばんだし、
「お太鼓、二重太鼓」だけでなく、
「銀座結びなどの変わり結び」など・・
のと、
帯が、箱にストンって入るので、
しゅうのう(収納)に便利である
という点も、
このサービスの 気に入っているところです
(※和服が着たいけど、着付け教室に通うのがちょっと・・という方、腕の力が無くなってしまっている方に、おすすめです)
※次回、「断捨離」に もどります