「汐留」の高そう(層)ビルと、菜の花の コンビネーションが人気の、
「浜離宮」
すでに、入り口の大手門からして、
後ろの「電通ビル」と、今昔の ゆう(融)合を はたしています
(←可美真手命像)
ここは、
皇室のもちものに なる前、
「浜御殿」 と よばれた
とくがわ(徳川)家の
海辺やしき(屋敷)。
クリンたちが、「築地散歩」で お伝えしてきた、
松平定信の
やしき(邸)があった、つきじの
すぐとなりで、
入ってすぐの、松の巨木が
そんな・れきし(歴史)を ものがたります
<三百年の松 from 6代将軍徳川家宣>
<将軍お上がり場>
<鴨場>
あちこちに、
「将軍家ゆかり」であることを
示す場所があり、
さらに、松平定信が つくらせた、「義倉」あともあり、
(
ここぞ!
江戸さんぽのシメに ふさわしい)
クリンは、ひらめきました
いざ!たんけん(探検)
さて、このじき(時期)の見ものである・菜の花畑は、
入り口すぐの、このあたり→
2015年3月8日で、5・6分咲きでした。
春は 菜の花
秋は コスモス で、
来えん(園)者を ふやしている
「浜離宮」ですが、
それ以外にも、お花は けっこう・咲いています
梅は、なかなか・本数があり、
紅梅
白梅 ともに、みごと(見事)
ツバキだって、咲いています
さらに、
なにも咲いてなくたって、
「真の見どころ」は、神社の奥にある。
クリンたち、
そこをめざして すすみました
(・・・・水上バス乗船場?)
そこで、クリンが見たものは・・・・
なんと 東京わん(湾)でした
ここ・「浜離宮」は、東京わん(湾)に せり出す形で つくられていて、
奥まで行くと
海が見えちゃう
ていえん(庭園)なのです
(両サイドは、築地川と 汐留川)
ちょうど 船が通るところで、大きな水門が ひらいていました
(レインボーブリッジが見える・・)
海に面しているため、ていえん(庭園)の池の水は、海水をひいていて、
「汐入の池」と 言うのです
ボラやハゼなど、海水魚がすんでいます
池に流れ込む 海水のりょう(量)は、小さい水門を 開け閉めして
ちょうせつ(調節)
この水門に こびりついた・フジツボや、わりと美味しそうな
海そう(藻)を見つけると、
(うわ~、海なんだ~)
と
じっかん(実感)でき、
なるほど、この池の水がよどんでないのも うなづけるのでした
そんな、「汐入の池」のほとりには・・ 「松の御茶屋」や、
「中島の御茶屋」など、
将軍や
奥方、
お公家さんが
休んだという、
VIP な お茶屋があり、
そう(総)・ヒノキ造りの 「お伝い橋」も あって、
つい先日、
ここを おとずれたという
イギリスの ウィリアム王子も、
「やるじゃん 徳川。」 って、よろこんでくれたんじゃ・なかろうか・・
クリンは そうぞう(想像)しました
「中島の御茶屋」では、お抹茶セットを いただける と、
さっき、チェックしたばかり
クリンも ここで・お茶するんだ と、はりきっていたのですが、
まんせき(満席)だったので、
チットだけが お茶しました。。
ああ・・・・
この松、
そして
このけしき(景色)を見れば、
ここは、たしかに 江戸時代・・
でも、
「芳梅亭」の背後にみえる、コンラッド東京、
もより(最寄)の「汐留駅」周辺の 近未来な 町並みを見ると、
ここは 平成の「観光地」なのだ・・
と
気づかされます
それでも、クリンたち、「浜離宮」にやってきて、あの海を見て、
(なんでここが、
「浜離宮」で、「汐留」なのか)
その理由が
本当によく わかったのでした
(築地江戸散歩・完)