はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

Fete de la Musique 2006

2006-06-21 23:43:10 | Weblog
フランスでは毎年夏至の日が音楽祭。
全国各地で音楽の催しが開催される(大抵は夜。殆どは無料)。

私たちの行ったルーブル美術館では22:30からKurt Masur指揮、
Orchestre National de France(フランス国立管弦楽団)による
ドヴォルザーク交響曲第9番ホ短調「新世界より」の演奏があった。

2500人ほどの観客は席はないので床に座って鑑賞。
美術館の床に座って、っていうのがなかなかわくわくする。

音楽演奏用のホールではないし、観客も何となくざわついていて
音楽鑑賞する環境としてベストというわけではないが、
イベントとしては面白かった。

「新世界より」では第二楽章が有名だけど
(なぜかよく閉店の音楽などにも使われているあれです)
第三楽章の前半とか、結構良かった。
誰でも気軽に来れるような選曲にしてるんだろうなぁ。

マルセイユ訛りと関西弁

2006-06-21 14:33:28 | Weblog
フランス語の発音講座の
今日のテーマは「la chute du "e"」、つまり
話し言葉における「eが落ちる現象」について。

前後の母音や子音の関係でeは発音されたり
されなかったりしますね、というお話。

例えば土曜日を表すsamediという単語。
発音するときにはsamdi、と発音する。

ふむふむ。
、と思っていたところで先生が一言。

先生:ただしこれは標準的なフランス語の話です。
   例えばマルセイユではeが落ちることはありません。
   彼らは全部母音をしっかり発音します(実演つき)。

ん?
それって関西弁といっしょやん。

タクシーとか、ファックスとか言うときに
全部母音を言っているあなた(そして私)、
知らないうちにフランス語がマルセイユ訛りになっているかも?!

すぐれもの

2006-06-20 16:27:40 | Weblog
フランスではからしをよく使う。
(もちろん洋からしです。)

焼いた鶏肉にちょこっと付けて
鳥の臭みを消しつつアクセントにしたりする。
手作りマヨネーズにもこのからしが欠かせない。

中でも気に入って買っているのが
写真のマイユのからし。

これはおいしいだけではない。
入れ物がブランデーグラスの形をしている。
よって食べた後はグラスとして利用可能。
しっかりしててお手ごろサイズで重ね置きもできる。

現在うちにはこのグラスが3つある。
6つ以上くらいになってきたら
”これから先の分どうしよっかな~”
と悩み始めるのかもしれない。

ごちそう

2006-06-19 23:17:44 | Weblog
夕食がひとりごはんだったので
和食を食べることにした。

今回はわかめ&きつねうどん。

きつねはお稲荷さん用のあげを使用。
奮発して3枚入れてみた。
わかめは乾燥わかめ。
麺は長期保存可能なゆでうどん。
だしはヒガシマルの関西だし(<ポイント!)。

、、と書くと日本でなら究極の手抜きご飯だけど
私にとっては久しぶりのごちそうメニュー。

さすがにこれだけだとさみしいのでサラダを添えて。

ちょっと気分は”まんじゅうこわい”。

チョコとオレンジ

2006-06-19 15:32:24 | Weblog
フランスのスーパーで売っているお菓子は
日本ほど新商品開発が盛んではなく
いつでもおんなじ。味も幾分大雑把。

だけどそんな中でもいくつかお気に入りがある。
そのひとつがチョコレートとオレンジが
使われているお菓子。

家の在庫がなくなるとスーパーのお菓子売り場に行き
思わず買ってしまう。

写真右がピムスのオレンジ味。
日本のエンゼルパイのマシュマロの代わりに
オレンジママレードが挟んであるイメージ。
かなり甘い。チープな味がする。
でもなぜかまた食べたくなる。
フランス人にも人気があるのか、コピー商品が沢山ある。

写真左はリンツのチョコレート。
ダークチョコにアーモンドスライスとオレンジピール
が混ざっている。こちらのほうが真っ当においしい。
濃いめのコーヒーと一緒に食べるとかなりいける。

お気に入りだからって同じ組み合わせのもの
一緒に買わなくてもよかったんだけど。

サンマルタン運河くだり

2006-06-17 20:15:41 | Weblog
今週末はHの両親が卒業式に出席するため
パリに来ている。
よって今日は4人でサンマルタン運河くだり。

サンマルタン運河はパリ市内東部に位置する運河。
全行程2時間半のコース。
途中に4つの閘門(こうもん)がある。

時間が長いことと、運河の流れているエリアが
必ずしもパリの中で一番美しいエリアではないので
日本から来る人にわざわざ薦めたいとは思わないけど
天候もよかったのでそれなりに楽しんだ。
なにしろ船で閘門を通るは初だったし。

何となく自分の家族ではないだけに、
家族サービスの日。

卒業式

2006-06-16 23:47:20 | Weblog
金曜16:30から卒業式。

授業自体は昨年で終わっていたのだが
1月生や他のプログラム(グランゼコールや博士号のひとたち)
も一緒のタイミングで卒業するので私たちは半年待っていた感じ。

半年も経てば世界各地に散らばってしまっているので
みんなが揃うわけではないが、
それでも久しぶりの人たちに会えて良かった。
日本から何名か(しかも奥さんまで)来ていたのには驚いた。

ちゃんと卒業証書授与もあった。
が、ひとりひとり名前が呼ばれるわけではなく
同じプログラムの人がわさーっと演台まで卒業証書を取りに行く。
だから証書を手渡す人はいちいち名前を確認せねばならず
雑然としている。
あぁうちの学校に来たなぁ、と実感する瞬間。

夜はシャトーを借り切ってのディナー。
壁に動物の頭の剥製が沢山飾ってあったのは
私の好みではないが、庭や建物はきれいだった。

前職を退職してからの一大プロジェクトが終わった。
あーこれでほんとに卒業しちゃった。
実感はあとからじわじわとくるんだろう。

お祭りに参加

2006-06-12 18:40:40 | Weblog
日本人の友人に誘われて真昼間からパブに行った。
ワールドカップ日本対オーストラリア戦を
一緒にテレビ観戦するため。
友人の旦那さんは日本代表のユニフォームを着るほどの
気合の入りよう。試合開始はフランス時間15時。

他にも来ているかな、と思ったら私たちの4人だけ。
日豪戦ってヨーロッパの人からみたら
あんまり興味ないんだろうなぁ。

暫くしてイタリア人が来た。
私たちの手前、一応日本を応援してくれた。
そして今夜はイタリアを応援するように、と念を押された。

バーテンさんに試合結果を当てたら1杯おごるよ、
と言われ日本対オーストラリアで3-0、2-1、1-0、
とそれぞれ願望も込めて予想した。

が、残念ながら全員はずれ。
友人は”この気持ちをどこにぶつけたらいいんだー”と言っていた
(もちろん賭けに負けたことじゃなくて試合の結果)。

それにしても4年前のワールドカップの時には
今回フランスのパブで観戦するとは思いもよらなかった。
南アフリカ開催時はどこで何してるかなぁ。

Hippodrome Chantilly

2006-06-11 22:04:50 | Weblog
シャンティイ(Chantilly)競馬場に
ディアンヌ・エルメス賞(PRIX DE DIANE-HERMES)を見にいく。

シャンティイはパリから50km位北に位置する町。
先日購入した車の恩恵を早速享受する。
、、っていうか使いたかったんだよね、車。

今日はかなり暑かったのでレースの合間合間に
飲み物を飲んだりアイスを食べたりしつつ観戦。

こちらの競馬場では女性が奇抜な帽子
(本当はおしゃれな帽子というべきなのか)
をかぶるのが習慣のようだ。
派手派手な多色の帽子からクジャクの羽が生えたりしていた。

Hは少し当てたけど、私はひとつも当たらなかった。
せめて人気ジョッキーが誰か位分かって賭けるべきよねぇ。