この数日、奇妙に暖かい。
だめだ、今年も切り干し大根がつくれない。
からっと晴れて、しかも、寒風吹きすさぶ、
という感じでないと、干し物はうまくできません。
とりこんでストーブのそばでせっせと乾かしても、
それは乾いたというだけで、干したのとはやっぱり違う。
ここ数年。いや、もう10年くらいかな。
風は吹いても長く続かなくなったし、気温高めで、雨が多い。
そういえば今冬は電気ひざ掛けを出していませんでした。
まだこのあとに厳しい寒さが来るのだろうか。
たんぽぽが咲いています。
観測史上もっとも早い、とニュースで言っていました。
え、これは早咲きなの? 狂い咲きではなくて?
よく見ると他の植物も、完全に枯れきっていないで、
そのままもう春に向かって動き始めている。
もともと暖地とはいえ、この様子は少しおかしい。
あまりにも雑然とした緑がおかしい。
寒くないのは歓迎だけど、このままどんどんいくとみんな
24時間年中無休のコンビニみたいになってしまいそう。
暖かいので、畑の野菜が長もちしない。
巨大なブロッコリを「狩って」きて、とりあえず茹でる。
大根のサラダと、かぶのポタージュと、あと何を作ろう。
水菜と春菊まで手がまわらない。
白菜は外葉をむいてもむいても虫食い穴だらけ。
虫も年中無休になった。