閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

秋の気配の立つままに

2010-08-30 11:32:50 | 日々
…と「紫式部日記」の冒頭の借用で書き始めてはみたけれど、
この日記の「八月」は旧暦だから、実際にはまだ早すぎる。
まあいいでしょう、願望ということで。

それでも、このあいだの満月が欠け始めた頃からは、
朝に夕に「やうやうすずしき風」も吹くようになっているし。
昼間の蝉たちはまだがんばっているけれど、秋の虫の声もふえた。
夜に外に出ると、ひときわ明るい木星がよく見える。


好きな歌い手さんが、新しいアルバムのレコーディング中。
その様子が、ちょっぴりずつだけどブログで紹介されている。
いいな、いいな。楽しそうだな。
気の合う仲間がスタジオに集まって、じゃららん、と。
ギター、ベース、ピアノ、アコーディオン、ドラム。
それぞれに「音職人」とでも呼びたいような人たち。
わたしはライブでは聴いたことがないけれど、
おなじみの顔ぶれなので、その音はすっかり耳になじんでいる。

先に通販のみで発売された宅録盤を聴いているので、
(いわゆる「デモテープ」ですね。えへへ、マニアでしょう!)
その中のどの曲が入るのか、メンバーの誰がどの曲を受け持って
どんなアレンジをしているのか、あれとあれは絶対入れてほしい…
などなど、想像するたのしみは尽きない。
まだアルバムタイトルも発表されていないけど。
10月が待ち遠しい。


さてさて、それで。自分のおしごとは、
どうなっているのかなあ?(笑

もうすぐ出る絵本が1冊と、
絵ができたばかりの絵本が1冊あります。
どちらもすごくかわいいですよー。
それから、画家さんとのコラボで、ちょっと不思議な読み物が1冊。
これは、イメージスケッチを描いていただくのと並行して、
文章の最終的な詰めをやっているところ。
やっています。
おたのしみに。


上の画像は、呼夜の京都みやげ。
ガラスの箸置きですが、ふと思いついて水に沈めてみたら、
絵柄がくっきりして綺麗なのでした。
そうか、こうやって使うものだったのか。
(違うよね…)
コメント
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