もうひとつ、サンゴロウ関連で。
◆匿名さんからのご質問。
>はじめて読んでから何年も経つのに
>いまだにやみねこの正体について考えてしまいます…
はい。
考えてくださってありがとうございます。
どうぞ深く深ーく考えてください(笑)
これはネタバレになっちゃうので詳しくは書けませんが、
最後のほうで、やみねこが「3度目だ」って言ってるのが鍵で、
じゃあ1度目と2度目に何が起こったのか?と考えていくと、
いちおうは読み解けるんですけども、
そこから先が、ねえ…(←と、他人事のように…)
ご参考までにですが、
『キララの海へ』のやみねこと『最後の手紙』のやみねこは
同じだという説と、別モノだという説があります。
別モノっていうのは、最初に登場するのがノーマルやみねこで、
あとのはやみねこに化けてる奴、とか。
あるいは実体のない、「心の中の」敵だとか。
自分自身だとか。
うーん。なるほど。
また、「やみねこ=作者」という怖い説もあり、
つまりサンゴロウを誰にも渡したくなかっただけだろ、とか…(こらこら)
ですが、こういうのはすべて後付けの解釈でして、
そもそも書いた本人でさえ、本が出て数か月たってから
「そうか、わかった!」なんて叫んでたくらいですから。
言葉で説明すると微妙にずれてしまう感じなので、
各自いろいろに解釈していただけると一番うれしいです。
(お答えになってません。もうしわけありません。
やみねこの生態に詳しい研究者の方のご意見もうかがってみたいです)
↑と小さい声で言ってみたら、さっそくこちらの記事が。
えーっと、ちょっとむつかしい、ですか?
とりあえず説明抜きで上のリンクを貼らせていただきましたので、
興味ある方はじーっくりお読みくださいませ。
作者本人はあんまり(ぜんぜん)考えてない人なので
「だ~~か~~ら~~ち~が~う~~」
がこちらでも繰り返されそうな予感。
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