あけましておめでとうございます。
閑猫堂を今年もよろしくおねがいいたします。
元旦を自宅ですごすのは十数年ぶりのこと。
おせちをいくつか作ったりはしたものの、
いまひとつあらたまらず、なんとなく、ふだんの暮らしのつづき。
大晦日までお仕事だった呼夜は、新年も2日から出勤とか。
(ま、しっかり稼いで、旧正月にでも帰っといで~)
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴きながら
亀戸天神名物くずもちを食べる閑猫。
いや、これ、デザートじゃなく「ごはん」ですから(笑)
くずもちといえば、きなこ(旧名じゃこてん)が来たのが
2009年のお正月だったから、ちょうど2年になる。
がりがりにやせていたのが、うちに来て急に太ったため、
詰めこみすぎたソーセージみたいにぴちぴちになり、
猫にしてはどことなく変な体形であった。
それがこの冬は、だいぶ皮にもゆとりが出てきて、
ようやく手触りが他の猫と変わらなくなった。
膝にのせて、ぷにゅぷにゅと、あっちこっちつまんで遊べる。
「きーなちゃん」と呼ぶと、眠ったまま尻尾をぽてんと振る。
何度も呼ぶと、律儀に何度でも振る。
2周年記念に、ウチワ太鼓でも買ってあげたくなる。
TVをつけたら、「高い天井からバンジージャンプで落下しつつ
卵を割って目玉焼きを作る」という番組をやっていた。
新年早々、こういう無意味さを目にすると、宇宙人ジョーンズじゃなくても
この星の人間はかなり奇妙だと、思うよね。
上の写真は、どこかの(どこでしたっけ)おみやげ。
最初、猫かと思い、まねき猫の間にしばらく飾ってありましたが、
ある日よくよく見たら、お耳の長い「まねき兎」でありました。