あけましておめでとうございます。
今年も(たぶん)相変わらずな閑猫堂をよろしくお願いいたします。
お年賀は、越後の純米酒「雪男」でございます。
(閑猫が飲んだわけではありません。例によってラベル鑑賞のみ)
この雪男、江戸後期に書かれた『北越雪譜』という本に出てくるそうで、
旅人のにぎり飯をもらって、お礼に荷物を担ぎ、道案内をするという・・
見かけによらずフレンドリーな妖怪らしい。
で、急に興味がわいたので、近代デジタルライブラリーで見てみたところ、
お酒のラベルの元絵はこれですね。
『北越雪譜』二編巻之四より「山中異獣の図」。
しかし、版木本の独特なうにゃうにゃした仮名を解読するのが困難。
もともとは漢文で書かれたものらしく、そっちはもっと読めないし。
というわけで、元旦早々、岩波文庫版を注文してしまいました。
江戸時代の雪国の本が、アマゾンの密林から2日で届くという不思議・・(笑
本日のゲスト
モクレンの枝にメジロさん来た。