雨の翌朝。久しぶりに水玉拾いに。
光は春に近づいている。
天然イルミネーション。
LEDなんかじゃありませんよ。
あ、これはワイヤー君です。
外の道に、数メートルにわたって、白いものが散らばっている。
なんだろう、たばこの吸い殻ではないし・・とよくよく見たら、
なんと、このあいだ風に飛ばされた切り干し大根だ。
飛んだときは乾いていたので、細くて目立たなかったのが、
雨で、すっかり元の大根に戻ってしまい、それもかなりの数。
だって、大根、ほぼ一本切ったんですからね。
ほっとけばまた乾くか、とも思ったけれど、雨が降るたびに
路上に千切り大根が出現するのは困るので、
ほうきで掃いて片づけた。かえすがえすも悔しいぞ。
最近の市販の乾物は、水で戻してもあまり量が増えない気がする。
昔は、ひじきなんて、うっかりすると鍋いっぱいになって困ったものだ。
このごろそういうことがないのは、なるべくかさを減らさずに
乾燥させる技術が進歩したからだろうか。
大根でも、椎茸でも、うちで天日干しにしたものは、
びっくりするほど小さくなり、戻すとまたびっくりするほど大きくなるけれど。
拾った羽。
おとなりの玄関の屋根のあるところに、
実のついたツルウメモドキの枝が飾ってある。
その近くに、こんなふわふわの羽がたくさん落ちていた。
羽を一度にたくさん拾うというのは、決して良いことではない。
ふつうの状態では、まずこういう抜け方はしないからだ。
長さ45~50ミリ。
ヒヨドリか、それくらいのサイズの鳥だと思う。
ツルウメモドキの実を食べに来て・・なにか、あったかな。
本体が無事だといいのですが。
同じ日の午後、別の場所で。
長さ30ミリ、先端が3ミリほど白い。
上のとよく似た羽だ。同じ鳥かもしれない。
ぱさぱさっと羽音がしたので、ふりむいたら、鳥の姿はもうなく、
数メートル先に羽が5~6枚、ひらひらと舞い落ちてくるところだった。
すぐに行ったけれど、3枚しか拾えなかった。
ヒヨドリ。
キーキーと鳴かなければ貴婦人のようだ。
餌台にりんごを置くと、つつき落として食べられなくしてしまうので、
ためしに小さく刻んでやってみたところ。
あっというまに食べつくしていった。
本日の「いいね!」
最初のほうはどこかサンゴロウに通じるところもあるんだけど、
後半はやっぱり水木サンならでは。