こんな箱をいただきまして・・
なにかなあと開けてみましたら・・
わ!?
きゃー、サンゴロウさんだ!
身長約9センチ、本の中から抜け出してきたような、
「いっしょに、くるかい」って言いそうなサンゴロウです。
作ってくださった綾花さん、ありがとう!
サンゴロウ関連で、たくさんの方にあたたかいお手紙や
メッセージをいただき、とても幸せな気持ちです。
(ガイドブックご希望の方には、まだ発送できますが、
お礼がほんのひとことずつしか書けない状態で申し訳ありません・・)
子どものときに読んだという人が、すでにいろいろな世界で活躍しています。
(綾花さんは映像作家、児童書の編集者になった人もいるし、
イラストレーターをめざしている人や、子育て真っ最中の人も・・)
そして、これから読んでくれる子どもたちもいます。
よかったね、サンゴロウ、みんなに愛されて。
わたしも、書いてよかった。
本にすることができて、よかった。
じつは、20周年の記念に、行きたい場所がふたつありました。
ひとつは、『旅のはじまり』でサンゴロウとケンが歩いた海岸の崖の道。
もうひとつは、『最後の手紙』に出てくる海ツバメの島。
どちらも実在するわけではありませんが、そのモデル、というか、
それを書くきっかけを得た大切な場所があります。
昨年のうちに、どうしても行きたくて、予行演習などもしていたのですが、
実際に行けば、なーんだ、こんなとこだったのか、とがっかりしそうな気がして・・
結局、20年ぶりの「聖地再訪」は実現しないまま年を越しました。
でも、やっぱり、行きたい。
うん。暖かくなったら、行ってみよう。