閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

台風

2015-09-09 10:02:03 | 日々

ただいま接近中。
直撃はなさそうですが、風雨ともに激しくなっております。
最寄りの私鉄は動いてない模様。

斜面は滝のように、平地は湿原のように見える。
昨日は水場に行ってみたら、取水場所付近は
深い深い泥にすっぽり埋もれており、あたりを見ると、
こまかい泥、砂、小砂利、小石、石および木の枝と、
大きさ別にきちんと仕分けされていて、
大規模な理科の実験を見るようだった。

こういうとき猫はひたすら寝ている。
無駄に動かないことでエネルギーの消費を最小限に抑える。
雨の日は狩りをしてもコストパフォーマンスが低すぎるからで、
晴雨にかかわらずゴハンがもらえる飼い猫の身分になっても、
基本設計は野生の小型肉食獣のままなのだ。
動いているのは退屈少年クレだけ。
他の子に片っ端からちょっかいしてはおこられている。

 

本日のきのこ。

集団ブラケット系。

 

抹茶風味(笑)

 

そして、本日のきなこ。

 

 

 

お? めずらしく「猫らしく」写ったぞ。

 

ところで、先日書いた「みゃあみゃあ鳴くキーホルダーの謎」ですが、
あれはキーホルダーではなく「キーファインダー」ではないか?
という説がにわかに浮上してきました。

キーファインダーというのは、ご存じかと思いますが、
鍵とか大事なものにつけておいて、その鍵を見失ったとき、
呼び出すとアラーム音が鳴って位置がわかる、というもの。

ふむ。用途としては納得できる。
しかしですね、見失ったとき、どうやって鳴らすのか。
ふつうは、親機と子機があって、親機でスイッチを押すと
子機が反応する仕掛けになっている。
その子機だけバラで売っているというのは、
ちょっと変だけど、まあ、ありえないことではない。

一方、単体で鳴るキーファインダーもある。
手をたたくなど、特定の音にセンサーが反応して鳴るらしい。
そう考えると、このにゃんこの胸の白い部分って
センサーなのでは?と思えてくるわけですが……



手をたたいてみてもまったく反応しません。
「おーい」と言っても「ヤッホー」と言っても反応しない。
とすると、合言葉だろうか。
(なにしろ、ふつうのキーホルダーだと思い込んでいたので
説明を読まずにパッケージを捨てちゃったのです!)
アメリカで売ってたんだから、合言葉なら英語に違いない。
でも、普通の会話に出てくるような言葉だったら、バッグの中で
しょっちゅう反応してみゃあみゃあ叫んでることになり、
映画館なんかにはとても持ち込めない。
だからといって、めったに耳にしないような特殊な言葉を
聞き分けるほど高度な音センサーがついてるとも思えないし。 

もうひとつ思いついた。
大きめのバッグで「この中に絶対あるんだけど!」というようなとき、
手を突っ込んでぐしゃぐしゃかきまわしたり、外から叩いたりすると、
何かの拍子でスイッチが入って鳴る、という可能性。
そんな乱暴な、と思うけど、ゴムみたいな丈夫そうな素材だし、
案外そのあたりかもしれません。


と、くだらないことを書いているうちに、外ではセミが鳴きだした。
雨はまだ降っているが、さっきまでよりは少し明るい。
セミは光センサー。

 

 

コメント
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