猫は、さまざまなことを体験しながら学習するが、
猫同士で、教えたり、習ったりすることはない。
という話を以前書いたような気がしますが、
あれ? そうでもないか? という例を目撃しました。
すもも嬢さんのお気に入りの遊びのひとつに
「もぐらさんごっこ」というのがあります。
布団を敷くとき(ヒトが、ヒトの布団を、ですよ)
敷布団とシーツの隙間をねらって頭から「ずぼっ!」と飛び込み、
「ばりばりばりばり」と縦横にトンネル掘って遊ぶこと。
これは、誰にも習っていません。
嬢さんが独自にあみだした遊びです。
ヒトがシーツの上からつっついたりしてかまってあげると、
それはもう大興奮で、ひっくりかえって爪立てて暴れまくり…。
11歳になったのですが、いまだに機嫌がいいとこれをやります。
干したての布団や、洗いたてのシーツだと、とくに喜びます。
昨夜も、「こーら、出てこないと踏んじゃうよっ」などと、
もぐらに手こずりながら布団を敷いていたところ、
部屋の隅の箱で寝ていたさんちゃんがむっくりと起きてきて、
「ん? なんだなんだ? 姉上は何をしておられる?」
と不思議そうに近寄り、しばらく眺めていたあと、おもむろに、
「こうか?」と真似して……ずぼっ!
で、けっこう気に入ったらしく、
「こうかな? いや、こうだぞ。よーし、これではどうだっ!」
と、自分でバリエーションを考えて遊ぶのでした。
猫は、他の猫の行動を見て学習することもあるのですね。
今回のは、すもものほうから「教えた」というわけではありませんが、
(さんちゃん来たら、すもも逃げました)
本来「群れ社会」をつくらない猫にも「見習い行動」がみられるというのは
なかなか興味深いです。
飼われている動物は、オトナになっても「子ども気質」が抜けないもので、
さんちゃんも、ごく一時的に「なんでもお母さんの真似してみる子猫」
の気分になっちゃった、ということなのかもしれません。
しかし。
身体も大きく爪もすごいさんちゃんが「もぐらさん」をやると、
確実に寝具がいたむので、なるべくやらないでほしいんだな。
猫同士で、教えたり、習ったりすることはない。
という話を以前書いたような気がしますが、
あれ? そうでもないか? という例を目撃しました。
すもも嬢さんのお気に入りの遊びのひとつに
「もぐらさんごっこ」というのがあります。
布団を敷くとき(ヒトが、ヒトの布団を、ですよ)
敷布団とシーツの隙間をねらって頭から「ずぼっ!」と飛び込み、
「ばりばりばりばり」と縦横にトンネル掘って遊ぶこと。
これは、誰にも習っていません。
嬢さんが独自にあみだした遊びです。
ヒトがシーツの上からつっついたりしてかまってあげると、
それはもう大興奮で、ひっくりかえって爪立てて暴れまくり…。
11歳になったのですが、いまだに機嫌がいいとこれをやります。
干したての布団や、洗いたてのシーツだと、とくに喜びます。
昨夜も、「こーら、出てこないと踏んじゃうよっ」などと、
もぐらに手こずりながら布団を敷いていたところ、
部屋の隅の箱で寝ていたさんちゃんがむっくりと起きてきて、
「ん? なんだなんだ? 姉上は何をしておられる?」
と不思議そうに近寄り、しばらく眺めていたあと、おもむろに、
「こうか?」と真似して……ずぼっ!
で、けっこう気に入ったらしく、
「こうかな? いや、こうだぞ。よーし、これではどうだっ!」
と、自分でバリエーションを考えて遊ぶのでした。
猫は、他の猫の行動を見て学習することもあるのですね。
今回のは、すもものほうから「教えた」というわけではありませんが、
(さんちゃん来たら、すもも逃げました)
本来「群れ社会」をつくらない猫にも「見習い行動」がみられるというのは
なかなか興味深いです。
飼われている動物は、オトナになっても「子ども気質」が抜けないもので、
さんちゃんも、ごく一時的に「なんでもお母さんの真似してみる子猫」
の気分になっちゃった、ということなのかもしれません。
しかし。
身体も大きく爪もすごいさんちゃんが「もぐらさん」をやると、
確実に寝具がいたむので、なるべくやらないでほしいんだな。