そうさ僕らは
所詮人間
やること
なすこと
すべからくくだらない
ああ
過ちのあとの
深い呼吸
乱れた髪
落ち込み切った僕の窓辺に
優しい月明かりが静かに寄り添う . . . 本文を読む
アイの数を
数えることはできない
不可分なものだから
僕と君が
一緒になる事態だから
ただ
閉まっていた心の扉を
開け放つ時が来たのだ
と ひとり静かに
胸を撫でおろした
聴こえるか?
宇宙の囁きが
感情の轟きが
それを察した瞬間に
溶け去る難題
氷は君の熱で
融けていく
. . . 本文を読む