大丈夫だよ
誰かが
枕元で
静かに
そうささやく
明日を願えば
道が拓ける
少しでいいから
自分の人生を
信じてごらん
たとえ
嵐の中だって
歯を食いしばって
耐える木の甲斐甲斐しさよ
人の子らよ 見よ
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不完全さ故の過ちに
君の吐息の吹きかかる
ありふれた罪の応酬に
君の溜め息吹きかかる
冷めた世界の独唱に
君はあざとく目を向ける
孤独の到達した極限の地に
噫!いつまでも雪の降らんことを . . . 本文を読む
風が吹くよ
意味も無く
僕ら靡くよ
意味も無く
何を為せば
正解なのか
ひとつ
ふたつ
みっつ
君の網膜に
焼き付けられた
悲劇を
どう受け止めるか?
君は
その瞳で何を見
どう感じるのか?
いま
それを
世界へ叫んで欲しい!
真実の
主張を!
. . . 本文を読む
物事のある側面だけを
見つめているのは
危なっかしい
物事両面を
見つめることができなければ
立体的な思想など
構築できるはずもない
もう一方の道を
考慮に入れてこそ
ある一方の道の上を
有意義に
進むことができるのだろう。
人間の身体の構造は
おおよそ対称的になっている
ふたつの世界観を行き来することを
理想とする身体の仕組みになっている
だから一方向だけ . . . 本文を読む