意識と無意識の狭間で
眠りと覚醒の狭間で
泳ぐ魚はまるで僕
幸運と不幸の狭間で
喜びと悲しみの狭間で
惑う僕らはまるで魚
Hallo! 君は何処からやってきたんだい?
無理解と理解の間で
行き交う言葉は
僕らが抱く一個の幻想
お伽話のような結末を
何より望んでいるのは
僕らが一個の物語たり得るから
世界が狭く萎んでいこうと
僕らの意志は
遠く銀河の果てと繋 . . . 本文を読む
見えなかった世界が
今
僕の前でリアルに生まれようとしている
眠るときには
眠るようにと
神様はいつも囁いていて
星空は
いつもほどよく明るすぎない
夜の空は
上品なシャンデリア
高すぎず
低すぎず
僕らの頭上に
広がっている
僕らがお休み交わすころ
天では眠りを知らない神様が
静かにララバイを口ずさんでいる
荒んだ世間を
トリートメントするように
空 . . . 本文を読む