水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

歯車たりうる魂の気高さは

2017年01月12日 03時55分52秒 | 詩編
意識と無意識の狭間で 眠りと覚醒の狭間で 泳ぐ魚はまるで僕 幸運と不幸の狭間で 喜びと悲しみの狭間で 惑う僕らはまるで魚 Hallo! 君は何処からやってきたんだい? 無理解と理解の間で 行き交う言葉は 僕らが抱く一個の幻想 お伽話のような結末を 何より望んでいるのは 僕らが一個の物語たり得るから 世界が狭く萎んでいこうと 僕らの意志は 遠く銀河の果てと繋 . . . 本文を読む

きっと不安も夜空に混じって

2017年01月12日 02時08分03秒 | 詩編
見えなかった世界が 今 僕の前でリアルに生まれようとしている 眠るときには 眠るようにと 神様はいつも囁いていて 星空は いつもほどよく明るすぎない 夜の空は 上品なシャンデリア 高すぎず 低すぎず 僕らの頭上に 広がっている 僕らがお休み交わすころ 天では眠りを知らない神様が 静かにララバイを口ずさんでいる 荒んだ世間を トリートメントするように 空 . . . 本文を読む