水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

何を忘れたって覚えておかなければいけないこと

2017年01月19日 02時25分08秒 | 詩編
僕の舞台で起こっていることは 奇跡ばかりだった これまで歩んできた道のりは すべて感動に値し また礼賛すべき道だった だからこそ未知の道のりを 歩む勇気を持てるのだ 気づくことは いつまで経っても慣れることではない なぜなら それは驚きを禁じえない現象が 引っ切り無しに現前するということだから 僕らから驚きを取り除いたら 一体どんな生活が待っているというのだろう . . . 本文を読む

未来を知らないという先見の明

2017年01月19日 02時24分05秒 | 詩編
愛を語るには 身の丈の足りない僕の口ぐせは 「何も知らない!」 だって 神様の前で知ることを競ったって 勝機は無いから 悲しみの存在意義も 僕らには知る由もないが 神様は知ってるんだよね… どうして? って問うことはいともたやすい でもね、それに自ら答えることは ヤワじゃない 世界が揺れては 生き直す僕らの稚なさは 気高い思想の一つなんだ . . . 本文を読む

ロックとは、つまり、以下の情景を指す。

2017年01月19日 02時21分50秒 | 詩編
主体とは、本能の残り香 二人で繋いだ、神聖なる電話線 追い越し車線を跨いだ、君の無邪気で 放射線状に放たれた、有限の思惑が 秋の入口で、惑っていた。 縷縷なる希望の後先を 仕舞い込んだ君の純情 電話で伝えた流麗なる詩偈の 微細なる残響を 克明に記載せよ、 静謐な騒音を立てる未知の部屋で… 延々と隊列を成す運命の駱駝たちを 漫然と見遣るその一刻を、 軽やかなステップで . . . 本文を読む

当然の迷いー燦然たる苦悩の余韻ー

2017年01月19日 02時01分59秒 | ぽつり一言
満たされない虚空を泳ぐ魚の様、僕ら 連なるメリーゴーラウンドの後方にいる安堵を感じながら その結果として不感症に陥る危険性を孕みながらも、未来を選ぶ主体でありうるのか? . . . 本文を読む

僕が騙ること、ただそれだけの放言

2017年01月19日 01時56分25秒 | 詩編
語ることを ひとまず 騙ることに 置き換える そこでは 今まで 試されてきた 数多の思想が ゴミ山の様に 打ち棄てられていて 僕は 振り返ることを辞めたくせに まだそのゴミの臭気に囲まれて 「自由」の残酷さに怯えている ああ!与えられたものは、唯絶望の他に無し ああ!だが喜びは刹那の空蝉の永遠に鳴くが如し ああ!そして悲しみの音色も夜の枕元で揺れる夢の如し . . . 本文を読む

時に

2017年01月19日 01時55分08秒 | 詩編
時に 縛られて 暫くのあいだ 放心状態にあった僕の落伍を 救出して 薄情な神様よ! 白紙に書き殴られた無形の台詞を 僕は終生、忘れずに 生きていく! mistakeを重ねて 嘆息する、カフェでの午後を 無駄に優雅に過ごす僕は 情けなく 項を垂れて 後悔するばかり 時効は 秋に切れるだろう 満、満の最期 . . . 本文を読む

生きることの悲しみ

2017年01月19日 01時52分07秒 | 詩編
生きることの悲しみを 語ることを避けるのならば 邪悪な青の思惑が広がる空に 魂吸い取られてしまうだろう 躁の勢いに身を任せ くだらない乱舞に終始した僕の暗愚は 闇夜に訴求されるだろうか? 孤独の論理を追求し過ぎた狼も 哀れなる月の光の流れる庭で 嘆くだろう この不遇に喘ぐ衆生の暮らしを 夢にまで見たアドレセンスの熟れゆく謀略を 連絡先は喫茶店のカウンターに さら . . . 本文を読む