ああ夜空に描いた風景画 2017年05月19日 20時41分19秒 | 詩編 凡庸な精神は あの空の遥かなる高みへと上る 笑顔が咲いた それぞれの夜の居間 東京は 乱れ打つ人ごみが ターミナルを心臓として 郊外へ向かって 押し出されていこうとする 静かな夜を 待ち受けるために 凡庸な精神は むしろ遥かなる時を追いかける 明るいネオンに彩られ それぞれの人は思いおもいに輝く 静かな寝息をたてるこの街も きっと誰かの幸福の宿 さ . . . 本文を読む