まあ一首しますか…

夕焼けが語る悲哀に呼応する 都会における孤独の優雅… . . . 本文を読む

また一首かよ

欲望を掻き集めては解き放つ 日々の諸行は無常の儘に . . . 本文を読む

別段、一首の気分でないわけでない

擦過傷恐れて戦慄く枯れススキ 作家の賞は秋の入り口 . . . 本文を読む

懲りずに一首

擦過傷に怯えて遁げる雪だるま 訪ふ雪解け尽きるまで行け . . . 本文を読む

またまた一首

真夜中の ミラーボールに影映し、 　現の侭になす口移し . . . 本文を読む

続いて一首

純白に心拍数は上昇し 真空パックに思想を詰める . . . 本文を読む

しれっと一首

言葉とは永久の祈りと思えたり 静かな呟き果てない怒号 . . . 本文を読む

明ける夜のセレナーデ

ゆっくりと眼を開けば 貝の口が開くようだ 闇が流れ込んできて その眼が一気に濡れる 曖昧な仕打ちが 僕の心を試しても 明けない夜は ありっこない、静かにそう信じるんだ . . . 本文を読む