黄色い嘘が怖いお 2017年05月12日 23時06分23秒 | 詩編 市ヶ谷の街角で 雨に打たれた僕は思う 時速6kmの思考速度で ルビーの水滴が、悲しいまでに 僕の額を冷やして、地上へ逃げる 明らかなる過失の上に、天国があり なまじっか実家に帰れない理由ばかりが、頭に浮かんで トマトの戸惑いを、がぶりとかぶりつけば、名にし負わば…の一節が思い浮かび、一抹の不安なんていう有り体なフレーズで、喜びの息の根を止めようとする。 プリンが! 突然、舞いだした。そのまま、 . . . 本文を読む