密植すると、一方が日陰になり株が弱り枯れる場合があります。と言いながら小さな森の花壇では来春からボリュームのある花壇にしたいが為に同品種を2,3本まとめて植えています。平等に日が当たるように剪定と、平等に追肥、水やり・・・私の平常心と気配りがバラに試されています。やってみなくては分からないことも沢山。お客様には結局は環境と管理次第ですと言うしかない場面も多いです。
↑ア・シュラップ・シャイア・ラドをオベリスク両脇に2本。
↑風上側の1本は2000年ごろに入荷した古~い1株すでに自根は伸びていました。更に3センチ程盛り土。
↑風下側には2013-2014シーズンの国産苗1本。とっても元気だったのですが癌腫でした。今年は1番花と2番花が楽しめましたがさすがに秋は咲かない様子。これも自根が出るように深植え。接ぎ口付近の癌腫は厄介ですが、根の途中の癌腫は癌腫の部分の根を切り植え付けると再発率は50%?自根への感染率は???もう少し低いのではないかと思います。輸入苗を多く取り扱う事も有り数値化できるほどのデータが無いのですが…。活着したのか新しい芽は出てきました。
来年2mのオベリスクを覆うかは微妙。根を充実させることを優先させるか、シュートが出てくれるかはバラ次第です。バラも気温が低くなり落葉が始まりました。鉢植えのバラは今年も完全に休眠する前に寒肥えではなく秋の花後の肥料を撒こうと思います。