
これまで何度か、青枯病についてブログを書いてきました。
というのも、ここ十年ほど、夏野菜のピーマン、シシトウ類が青枯病にやられ、何年間かは全滅の状態が続いたからです。
特に、ピーマン類が弱く、春先に苗を植えたらそのまま枯れてしまいました。他のトウガラシ類も、ようやく実り始めた頃に、バタバタと倒れました。
そこで、青枯病を克服すべく、いろいろな試みを行ってきました。
その中で、最も有効であったのは、土造りの段階でのカニ殻投入と枝を縛って育てていく垂直栽培法です。
カニ殻は青枯病菌をやっつける放線菌を増やします。垂直栽培は、青枯病のアタックを受ける作物の根を壮健にします。
今年は、12本植えた苗の内、9本が育ちました。夏のおわりまで、大量の実がなり続けました。9月中頃から順次枯れていきましたが、9本の中で飛びぬけて成績の良かった1本のピーマンは、12月の今日まで、健気に実をつけてきました。
盛期には、2m近くの大きさでした。人間と同じで、年をとると少し縮むのでしょうか(^^;
幹は、下手な植木顔負けの太さです。これ1本で、10㎏以上の実を収穫しました。
しかし、寒くなってからは花をつけることもないし、霜にやられた葉枝は枯れてきて痛々しい。
もう、十分頑張ってくれたので、静かに眠っていただくことにしました。
葉の間に隠れていた実を回収したら、
まだ、これだけありました。
しかも、つやつやジャンボ。
来年も、カニ殻と垂直栽培で行きます。
そして、さらに生菌投入でパワーアップも計画中(^.^)
トイレ美術館シリーズ展開してる間に密かに着々と栽培に励んでいたのですね(^^)v
何を作る遅生シェフ(^^)v
寒さで萎れて枯れるより、まだ生き生きしているうちに終える方が本人のためかと(^.^)
すごい肉厚なので、肉詰めなどにするとボリューム感満点です。
このピーマンの輝きは遅生さんの輝きですね。
あれこれ試しているうちに光が・・
粘り勝ちですね(^.^)
来年以降も期待出来そうですね(^-^*)
我が家でも、まだ、伏見甘長、万願寺トウガラシが細々と頑張っていて、少量ですが収穫できます。
ピーマンは、まだ枯れてはいませんが、もう、新たに実はならないようですね。
でもまあ、ここまで頑張っていただいたのだからまあいいか、となりました。
近頃は、サツマイモの蔓やピーマンの株を越冬させることが流行ってきているので、やろうかどうか迷いました。でも、このピーマンだと相当大きな植木鉢がいるし、おまけにそれを部屋の中へ置いておかねばならないので諦めました(^.^)