どんどん温かくなるので、せかされる様にしてジャガイモの植え付けを行いました。
まず、自家製ボカシと有機肥料(ソイルファイン)を鋤きこみ、畝3列にマルチを全面に敷きました。これで準備OK。去年成績が良かった超浅植えで行きましょう。
問題は種芋。去年は品薄で、苦労して入手しました。そこで、ヒラメキが🫡 そうだ、例年、前の年に収穫したジャガイモが、この時期まで残っている。もう、食べるのもどうかというほどやつれているけど、腐ってはいないはず・・・捨てられそうになった段ボール箱を覗いてみました。
おお、あるではないですか、メークインお嬢様(昔)たち。しかし、お顔が皺くちゃ。手でつかむと、水分が抜けてフニュフニュしています。でも、芽が出ている(中には、モヤシのように伸びた芽も)。これは可能性有り、ではないですか。
ダンシャクも同様。こちらの方はもっと小さくてみすぼらしい。でも、芽は太くて立派。おまけに髭のような根がびっしりと出ています。お顔皺くちゃの昔紳士たちですが、まだ逞しさは残っていそう(^.^)
というわけで、そうか病予防で、ソイルファインエキス5倍液に浸して一日乾燥した後、植え付けを行いました。ただ、皺くちゃジャガイモだけでは量が足りません。やむを得ず、男爵3㎏(写真中央のお顔ツルツルのジャガイモ)を購入。全部で、24個X2条x3列、144個の種を植え終わりました。ダンシャク2列、メークイン1列、一部に新顔の北海͡コガネを入れました。
マルチの上に、瓦や石、鉄棒などが置いてあります。これは、強風(まだ、伊吹おろしが吹くこと有り)が植穴から入り込んでマルチを内側から飛ばしてしまわないための重しです。一か月ほどして、マルチが畝になじむまではこのまま(^^;
左方に見えているのは、柿の木の切株です。この畑は、先回、エンドウの棚を作った場所とは別の所にあります。周りを富有柿畑にぐるっと囲まれていたのですが、次第に、柿の木が伐採され、淋しくなってきました。柿生産者が高齢になって、手間のかかる柿栽培をやめていくのです。
気が付けば周りは老人ばかり、そして富有柿は減少の一途。そんな中、皺くちゃの老ジャガイモに頑張ってもらい、最後の一花😊 フレッシュジャガイモを沢山作り出してくれることを期待しましょう(^.^)
少子高齢化の昨今、私達も子供を産むことができましたら、お国のためになりますのに…?
それに、「そうか病」対策なるものを施してやっているのですね。
今、ちょと、ネットで見ましたら、ジャガイモを植える時は、「そうか病」対策のため、石灰は施しては駄目なのですね。
最近、我が家のジャガイモに病気が入ってきているのは、そのためだったのですね。
私は、バカの一つ覚えで、常に石灰を施していましたので、「そうか病」が出ていたのですね(><)
それに、ソイルファインなどというものも全く使っていなかったからですね。
これからは、遅生さんのまねをして、少しは勉強しながら家庭菜園をしていこうと思います(^-^*)
すると、現代版桃太郎伝説の成立過程に参加する光栄にあずかれるのですね(^.^)
どんどん肩身が狭くなっていくシニアにとって、ジャガイモの老人力は一筋の光ですね。
ところが、ここ数年、急に石灰に対してやかましく言われるようになりました。驚いたことに、先日は、農業屋(という店)のジャガイモ種売り場に、「石灰は撒かないでください」の貼り紙が出ていました(^^;
ジャガイモは酸性を好み、アルカリ性ではそうか病菌が繁殖しやすいのだそうです。
でも、完璧にそうか病をなくすのは、農薬でも使わない限り無理だと思います。ソイルファイン(菌由来の液肥)も劇的に効くわけではなく、一種の気休めでしょう。多少の吹き出物は健康な証拠と割り切ってしまうことにしています。
人間もそうですが、ツルツルお肌のべっぴんさんには、何か細工が(^.^)
どうしたものか、ネットで取り寄せようかと思ったのですが、一種の気休め程度の効き目ですか。
それでは、今まで通り、ソイルファイン無しで栽培してみようと思います。
また、我が家の食べ残りのジャガイモは、まだ、結構、瑞々しさを保っていますので、それを種にしてみようと思います。
石灰を撒かなければ、良くできるかもしれませんね(^_^)
ジャガイモ栽培は、有機にこだわらなければ、こんな凝った肥料を使う必要はなく、化成でOKだと思います。
老ジャガイモに再活躍を託す老人間の輪が広がることを切に願います(^.^)
ただし、数か月後の結果は保証の限りではありません(^^;
ps.少しでも酸性にしようと、2月に米ぬかを鋤きこみました。酸っぱい糠床と同じで、乳酸発酵です。