陶胎七宝の茶入れです。
20年ほど前、行きつけの古民芸店にポツンとありました。
高 7.2㎝、径 6.7㎝。明治初期。
反対側。
右横。
左横。
最初に見た時、これは何だ、と思いました。
良い物だからどう?と店主。
聞けば、先ほど一人のお婆さんがやってきて、この品を買ってほしいと持ってきたとのこと。
この店ではよくある事なので、あながちつくり話ではないだろうと思い、購入しました。
金属ではなく、陶器質のボディに有線七宝をほどこした物です。
全体に地味な感じがするのは、明治以降の近代釉薬を使った綺麗な七宝ではなく、明治以前までと同じ泥七宝であるからです。
派手さはないが、妙にしっとりきます。
先回までの金属ボディの普通の七宝は、言わば、前座。私の七宝コレクションの主体は、このような変わり七宝です(^.^)
しかも、それは、泥七宝と言ったのですか。
キンキラキンではなく、しっとりと落ち着いたたたずまいですね。
七宝も、これから、佳境に入っていくわけですね(^-^*)
これからが楽しみです(^_^)
深いですね…知らないことばかりでとても楽しみです✨ありがとうございます
少しずつ紹介し行きますのでよろしく。