陶胎七宝の茶碗です。
高 7.3㎝、径12.9㎝。明治時代。
これまで紹介した陶胎七宝は、すべて袋物でしたが、今回は茶碗です。
小さな鉢とも言えますが、鉄鉢形の上品な造りからすると、やはり茶碗でしょう。
120度ずつ回すと、
草花、それも菊や桔梗といった秋草紋が3方に描かれています。
秋草紋の間の模様です。
120度ずつ回します。
これまでの2割りの描き方ではなく、3割りにした草花デザインの器です。
桔梗の図は、銀屏風に描かれたような渋さです。
底は、土見せならぬ、陶肌見せ(^.^)
内側は、見込みいっぱいに、萩の絵。
これは、色釉による京薩摩の普通の絵付けです。
口縁にも、色釉で花の絵付け。
写真ではわかりずらいですが、口縁から3㎝程のニュウが2本入っています。幸い、外側までは出ていません。
やはり、この器は壊れやすい陶器なのですね(^.^)
また、繊細ですね(^_^)
これも、細かな手仕事ですね!
内側は、京薩摩そのもので、上品な華やかさですね(^_^)
ニューは外側までには達していないんですか。
それは幸いですね(^-^*)
明治の息吹を感じる和物ですね。
こういう品にめぐり合うと、ああよかったなあという気になります。
いつもこうだといいのですが(^.^)
かなり揺れましたが大丈夫でした。
東日本大震災以来、地震の揺れ方で、震源地が近いか遠いかが分かるようになりました。
今日のようなゆっくりした大きな揺れの場合は震源地が遠いなと分かります。また、今日の地震は、揺れ方も、東日本大震災の時と似ていましたね。
震源地が茨城県沖のように近い場合は、急にガタガタと来ますね。