プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★走友に勇気づけられて!

2008-11-05 09:59:46 | 日記・エッセイ・コラム

 マラソン・シーズンに突入したというのに、レースを走れないもどかしさは、ランナーにとって最大のストレス。走友の話やブログを通じて、その活躍振りを知ると、なおさらその思いが募る。

 今朝、2日に開催された大阪淀川マラソンで初フルを完走したH君からメールが届いた。家庭に不幸があり、心身ともに疲労の極にあった状況で、最後まで踏ん張った気力に感服した。

 マラソンとは、他の競技と根本的に違いごまかしがきかない。北京五輪における野口や土佐の例を見れば明らかだが、過ぎたるは及ばざるがごとしで、レース当日にピークを合わせないと、最高のパフォーマンスが実現しない難しさがある。

 監督やコーチがついていても、所詮、最後は自分自身で管理する以外ない。「マラソンは、いつでも どこでも 誰にでもでき、他人に迷惑をかけない」唯一のスポーツだ。同じ個人競技であっても、テニスや水泳のように一定の施設は不要だ。

 いわば、自分自身との戦いで結果を出すスポーツで、レースでも一切のハンディがない。気力が失せた段階で勝負がつく、メンタル要素が極めて大きい。それがマラソンの最大の魅力であり、素晴らしいスポーツだと感じる所以でもある。その楽しいレースに出場できないのが我慢ならず、途中棄権を承知で16日にハーフを走ることにした。