6月23日午後1時にプラハ空港に着き、専用バスでプラハ城へ向かった。写真左は、お馴染みのカレル橋からの遠望だが、あいにくの雨でくすんで見えるのが残念。 入城する頃から、雨足が強くなり、聖ヴィート大聖堂に移動する頃には、寒く感じるほど気温が下がり始めていた。
プラハは、尖塔の町とも百塔の街とも言われるが、お城から街並みを見渡すと、その所以が納得できる。 黄金の小路を抜け、ヴァルタヴァ(独名モルダウ)川にかかるカレル橋を渡り、旧市街地へと続くコースは、晴れていれば最高の散策路だ。外国人は傘をさす習慣が無いのか、雨の中でも平然と歩いていた。 カレル橋の両側欄干に30体の聖人像が立ち並んでいるが、橋の修復工事中で全体を見通せなかった。
旧市街広場や市庁舎のからくり時計前は、観光客であふれていたが、私達はカフェで集合時間を待った。 7年前に訪れた時は快晴で、カレル橋の上でスメタナのモルダウを口ずさみ、ルンルン気分で遊覧船を眺めていたのに、なぜか気分に落差があった。天気は、観光に極めて重要な要素だと実感した。