ブダペストで、日本円を扱ってくれる店が無いと、添乗員に苦情を言う人がいた。ハンガリーは、2004年にEUに加盟したので、ユーロ圏だが、今なおフォリントでないと受け取らない店が多い。日本の小さなお店で、外国通貨を受け取る店が果たしてあるだろうか?
以前、ハワイのABCストアで、「円が使えるのに、なんで日本語が通用せえへんの?」と、怒っているご婦人を見かけた。こういった輩は、国内にある外国のテーマパークへ行った方が良いと思う。
外国人が日本に来て、行ってみたい所の一つにパチンコ屋がある。ガイドブックに必ず書いてあり、「トイレがきれい」で「無料の水」があるのが好評の因。いずれも、有料の国から来た人には驚きのようだ。ラスベガスのカジノでの苦い思い出が蘇る。
外国人から見た日本の不思議はまだまだ尽きないが、逆も真。「郷に入りては郷に従え」で、その地の文化を受容したいものだし、それがまた、外国旅行の面白みでもある。